第1936話 ハチがいないならハエを使えばいいじゃない

 皆さんは今蜂の数が減って農作物の栽培がピンチになっている問題を御存知でしょうか? これね、実に深刻な話なんですよ。この問題を解決する斬新な方法が今注目を浴びているそうなんです。

 そう、それが『ハチの代わりにハエを使う方法』なんです!


 ハエはミツバチみたいに蜜を集めたりはしませんけど、受粉の手伝いはしてくれます。なので、ハエを使って受粉させる方法が農家の方で浸透してきているのだとか。勿論ハエオンリーになるのではなく、ハチで補えないところをハエが担当するみたいな感じなのだそうです。

 この受粉に使うハエは元々医療用に特別に育てたもので、とても清潔なのだそうです。医療用としては需要が少なくて倒産寸前だった養蝿の会社も、この用途で見事に業績を盛り返したのだとか。


 ハエが作物の育成に役立っているって不思議な感じがしますよね。少し嫌な気もしますけど、その結果美味しい作物が作られるなら結果オーライではないでしょうか。

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