日刊ネットＤＥ小ネタ（不定期）

第1790話 伊藤園の次はパルコでした

　先日、伊藤園が生成ＡＩモデルのＣＭを作って話題になりましたけど、それに続く企業が現れました。それがパルコです。全国のパルコで順次展開する『ＨＡＰＰＹ ＨＯＬＩＤＡＹＳキャンペーン』の広告が生成ＡＩで作られました。

　広告はＬＡ在住のクリエイターチームが制作。人物や背景などのグラフィックをはじめ、ムービーやナレーション、音楽まで、全てが生成ＡＩ技術で作られたのだとか。実際に撮影されたかのようなリアリティとアート性を追求した、驚きとモード感のある新しい表現のファッション広告に仕上がっています。

　グラフィックと連動したムービーは複数の生成ＡＩの技術をミックスし、ナレーションにはパルコの社員を含む複数の女性から声をサンプリングして制作。また、同じく画像生成ＡＩで作成した広告の世界観と連動するクリスマスモチーフパーツのグラフィックも、全国のパルコで展開予定のクリスマスディスプレイに使用されます。

　プロが本気で作った生成ＡＩのクオリティはすごいですね。人間のモデルとの違いが分かりません。今後はマジでモデルさんの仕事が減っちゃいますなあ……。