第1513話 これがこれからの美術のカタチ?

 皆さんは美術品の鑑賞はお好きですか? 休日に美術館巡りをする人もいるかと思います。私が出かける場合は映画館が多いですけど。生の美術品ってあんまり見た事ないかも(汗)。きっと本物の美術品は存在感がすごいのでしょうね。

 さて、この美術品に新しい流れが来ているようです。それが本物そっくり美術品。


 1月29日(※執筆時)まで、京都市下京区にある東本願寺の飛び地境内『渉成園』で、芸術品の『クローン』を展示する作品展が開かれています。会場には約30点が並んでいて、いずれも東京芸術大学が開発した『クローン文化財』や、その進化形の『スーパークローン文化財』『ハイパー文化財』なのだとか。これらのクローンは、高精細の写真を精密に撮影し、さらに東京芸術大の学生らが実際に油彩をするなどして再現したもの。実に本物そっくりに仕上げられているのだとか。

 実在する物だけでなく、資料があれば失われた物も再現出来るのだそうです。


 ある意味精度の高い贋作とも言えますけど、これなら汚してもいいしもっと身近に美術品を楽しめそうですね。海外の名作とかも手軽に見られますし。

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