日刊ネットＤＥ小ネタ（不定期）

第1298話 えっ？ 全長２センチの……細菌？

　皆さんは細菌と言うとどう言うものをイメージしますか？　すごくちっちゃくて生き物の最小単位。そんな感じに思っている人も少なくない事でしょう。私もです。

　で、そんな常識を覆す超巨大な細菌が発見されました。マジっスか？

　アメリカの科学誌サイエンスに発表された記事によると、カリブ海にあるフランス領グアドループ諸島のマングローブ林で、糸状の巨大細菌が発見されたのだそうです。単細胞で成長すると長さは平均約１センチ、最大で２センチになり、これまで見つかった細菌の中では最大のものになるのだとか。

　フランスのアンティーユ大やアメリカのローレンス・バークリー国立研究所などの研究チームが、詳細な観察や全遺伝情報解析で新種に分類しました。

　この細菌は特殊な構造を体に持つ事で、通常の５０００倍の大きさを維持出来ているようですね。いやはや、大自然の神秘にはいつも驚かされますですな。