日刊ネットＤＥ小ネタ（不定期）

第753話 ジャースラーック！

　いつも何かやらかす度に話題となる音楽利権ヤクザのジャスラックですが、そんな無敵なところでもこの一年は厳しい風が吹き荒れていたみたいですね。

　今年１２月の音楽著作権料の分配実績（主に５～９月の使用分）が発表されたのですけど、その使用料の合計は前年度同期比９２.１％の約２６５億円と、１割近く減少したのだそうです。

　内訳で言うと、インタラクティブ配信では２割増えた一方、演奏会（ライブ）は約６割減少しているそうで、コビッド禍の影響がくっきり出たかたちですね。

　物理的にライブを開催出来ないんじゃあ、取れるものも取れません。ネット配信が盛り上がってもその穴を埋めるに至らず……。でも減少の幅が１割ならダメージも少ない方ですよね。まだそんなに危機的状況でもなさそう。

　今後更に収入が減ったら、またアクロバティックな方法で毟り取ろうとしてきそうな気がします。それだけは絶対に、絶対に勘弁して欲しいところですよっ！