歴史案件掲示録

天岩 陽

~陰陽師安倍晴明と平安鬼退治~

登場人物 ※修正中

現代

 ̄ ̄ ̄

常葉ときわ めぐみ(十六)

考古学者である父常葉三成ときわみつなり影響を受けて、考古学者を目指す歴史が大好きな高校1年生。能力は時間旅行タイムトラベルで過去のあらゆる時代に行くことはできるが、未来には決して行くことはできない。


星詠ほしよみ 未来みらい(十五)

星占術を得意とする星詠一族の一人娘。能力は一族が得意とする星占術で、星を詠み相手の未来を当てる事ができる。学園内での占いの評判はとても高く、上級生が噂を聞き付けて来る程。


またたき うる(十五)

ホテルからショッピングモール等の商業施設経営や、システム開発などさまざまな分野で幅広く事業展開している瞬財閥の令嬢。能力は瞬間移動テレポートで、行きたいと思った場所に瞬時に移動することができる。


御神みかみ とおる(十五)

上京区神御魂町かみたまちょうにある天照大神アマテラスオオミカミ月読尊ツクヨミノミコト須佐之男命スサノオノミコトの三貴神を《さんきしん》を祀る御神神社の跡取り息子。能力は神通力で、何事も自由になしうる力を持つ。


かしら 志岐しき(十五)

御霊学園きっての秀才でずば抜けて頭が良く、IQは200を越える。能力は記憶メモリーで、この能力は目から入った情報や耳から入った情報全てを記憶しまた記憶した物全てを完璧に複製することもできる。


龍宮たつみや ほむら(十六)

龍穴上りゅうけつじょうに邸宅を構える龍宮家は代々龍穴を守護する役目を担っており、焔はその役目を若くして引き継いだ。能力はエネルギー操作で、龍脈を流れている地球のエネルギーを操ることが出きる。


安倍野あべの セイメイ(ニ九)

上京区にある《晴明神社》の神主で、十二代に渡り受け継がれてきた名である安倍晴明を二五歳という若さで継いだ十三代目。謎が多く、ミステリアスな所から女性ファンが多い。


稲荷いなり 紅蓮ぐれん(三十)

全国の稲荷神社の総本山、京都伏見稲荷大社の神主で華子の夫。


稲荷いなり 華子かこ(ニ九)

紅蓮の妻。

いつも穏やかな表情を浮かべ、ほのかに甘い砂糖の香りを漂わせている。


鞍馬くらま僧谷そうや(三五)

鞍馬山の聖域に人が一切入らないように守る鞍馬一族の当主であり、和菓子屋蓬莱堂の店主でもある。噂では、裏鞍馬と称され人間が立ち入れない聖域である僧正ヶ谷そうじょうがたにに住む鞍馬天狗ではないかとされている。


酒呑さかみ 紫煙しえん(三三)

上京区閻魔前町にある酒屋鬼一族おにいちぞくの店主。セイメイとは古くからの付き合いで、よく一緒に飲んでいる。


茨木いばらき 巨牙きょうが(三一)

紫煙の酒屋で住み込みで働いている長身の男性。商品の酒瓶が入っている篭を同時に3篭持ったり、自販機の下に落とし物をした人の為に自販機を持ち上げるなど力持ちの面がある為近所の子供達から大人気。


礇嶌いくしま ゆえ(ニ四)

巨牙と同じく、紫煙の酒屋で住み込みで働いている。

普段は物静かな青年。


簗來やなきた 風嵐ふうら(ニ八)

巡達クラスの副担任で、担当教科は理科。いつも実験で爆発事故を起こす。ついたあだ名が爆発の天才。


大峰おおみね 金剛こんごう(三四)

巡達クラスの担任。副担任の風嵐にはほとほと手をやいており、彼の爆発実験癖がどうにかならないかと何時も頭を悩ませている。


熊童ゆうどう 天王てんのう(三三)

上京区閻魔前町にある古本屋《熊童古書店》の店主。主に古い歴史の書物を扱っている。歴史好きの巡とは顔見知り。


熊童ゆうどう 猛虎もうら(三三)

《熊童古書店》の倉庫整理担当。重い物を持つのが得意で、よくお婆さんの荷物を背負っている所が見られる。


熊童ゆうどう 星雲せいうん(三三)

《熊童古書店》の仕入れ担当。主な仕入れ先は晴明神社。たまに接客もやっている。テスト前になると巡達に勉強を教えているので、その間は店を閉めるようにしている。


熊童ゆうどう 黄金こがね(三三)

《熊童古書店》金銭管理担当。子供のあやし方が得意で、店に行くと近所の赤ちゃんをあやしたり小さい子供達と遊んでいる姿をよく見る。


過去

 ̄ ̄ ̄

安倍あべの 晴明せいめい(ニ九)

土御門つちみかど家現当主で、その中でも歴代最強と謳われる陰陽師。


紅蓮ぐれん(ニ〇ニ)

華孤の夫であり、一尾から九尾までのすべての狐を従える棟梁でもある。


鞍馬山僧正坊くらまやまそうじょうぼう(六五〇)

鞍馬山くらまやまの奥、主に裏鞍馬と称される僧正ヶ谷そうじょうがたにに住む鞍馬天狗をまとめる大天狗。


酒呑童子しゅてんどうじ(三三一)

数多の鬼族を従える頭目。特徴は、腰にさげている酒の入った瓢箪ひょうたんと腰のした辺りまで伸びた赤い髪。昔、一度だけ人間に敗れたことがある。


茨木童子いばらきどうじ(三ニ九)

鬼族の副将。特徴は、深く吸い込まれそうな色合いをしているかも色の髪に碧色の瞳。酒呑童子に絶対的な忠誠心を持っており、酒呑童子に逆らうものを絶対に許さない。


礇嶌童子いくしまどうじ(三ニ四)

鬼神三英傑の一人。酒呑童子も認めるほどの怪力をもつ。小石を投げただけで、辺り一面を破壊できる。特徴は、月の光を思わせる月白げっぱく色の髪に白銀しろがねの瞳


簗來童子やなきたどうじ(三ニ八)

鬼神三英傑の一人。愛用する鬼刀風神丸きとうふうじんまるをひと振りすれば、嵐が過ぎ去った後のように全ての物がなぎ倒されている。特徴は、漆黒を思わせる真っ黒な髪に柘榴ざくろ色の瞳。


金剛童子こんごうどうじ(三四八)

鬼神三英傑の一人。鬼族の中でも珍しく、神としての神格を保有し不動明王の眷属である大峰八大金剛童子おおみねはちだいこんごうどうじ達を配下にもつ。特徴は、金色こんじきに光輝く髪と瞳。


熊童子くまどうじ(三三一)

数多の鬼族の中で四天王と呼ばれている一人。特徴は榛摺はりずり色の髪に煉瓦れんが色の瞳。その力ははかり知れず、怒りを買えば骨すらも残らずこの世から消し去られてしまう。


虎熊童子とらぐまどうじ(三三一)

数多の鬼族の中で四天王と呼ばれている一人。昔人間の女と夫婦めおとになったが、自分が鬼とばれてしまい妻を殺された。それ以来人間を酷く憎むようになった。特徴は純白じゅんぱくの髪に白銅はくどう色の瞳。


星熊童子ほしぐまどうじ(三三一)

数多の鬼族の中で四天王と呼ばれている一人。その力の強さは、一握りで骸骨を粉々に握り潰せる程。熊童子同様、怒らせてしまったら生きたまま握り潰される。特徴は紺碧こんぺき色の髪に薄浅葱うすあさぎ色の瞳。


金熊童子かねぐまどうじ(三三一)

数多の鬼族の中で四天王と呼ばれている一人。まだ人間だった頃、妖術を使う事が出来たせいで村人に家族を殺された。その怒りで我を忘れ、妖術が暴走した状態に雷が落ちて死なずにそのまま妖怪になり今の名前を名乗っている。特徴は檸檬れもん色の髪に承和そが色の瞳。


式神

 ̄ ̄

華孤かこ(一八三)

晴明の式神で御饌狐みけぎつね。妖狐全てを従える紅蓮の妻。もとは御饌釜戸みけかまど御饌みけを作る御饌巫女の一人だった。


胡蝶フーディエ(不明)

正確な年数は不明だが、紀元前17世紀頃の中国のある家で奴隷として扱われていた少女。過酷な労働の末命を落とした後、自由になりたいという少女の思いが魂を蝶へと形づくり、蝶化身として新たな生を受けた。


十二神将

 ̄ ̄ ̄ ̄

騰蛇とうだ

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は南東。本来は、炎に包まれ羽の生えた蛇の姿をしている。


朱雀すざく

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は南。本来は赤い毛に覆われた鳥の姿をしており、聖獣四神では東の守護獣。


六合りくごう

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は東。平和や調和を司る。十二神将のなかで唯一、人から神になったもの。


勾陳こうちん

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は南東。本来は、金色の蛇の姿をしており、京の中心の守護を担う。


青龍せいりゅう

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は北東。本来は、青く光る美しい鱗に身を包んだ龍の姿をしており、聖獣四神では東の守護獣。


貴人きじん

十二天将じゅうにしんしょうの主神で、方角は北東。天一神てんいつしん方角神ほうがくしんとも言われている。


天后てんこう

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は北西。本来、上半身は人間下半身は魚といった人魚の姿をしており、航海の安全を司る女神でもある。


大陰たいおん

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は西。知恵が豊富で、知恵の神と呼ばれている。老婆の姿で描かれる事が多いが、実際は人間で言うと二十歳ぐらいの青年の姿をしている。


玄武げんぶ

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は北。本来は巨大な亀に巨大な蛇が巻き付いた姿をしており、聖獣四神では北の守護獣。


大常たいじょう

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は南西。四神の善神とも言われており、天帝につかえる文官。


白虎びゃっこ

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は南西。本来は美しい白い毛並みを持つ虎の姿をしており、聖獣四神では西の守護獣。


天空てんくう

十二神将じゅうにしんしょうの一人で、方角は北西。霧や黄砂を呼ぶとされ、その名前と力から反対の対象である回避不可能かいひふかのう厄災やくさいと呼ばれる空亡そらなきではないかと言われている。


黄龍こうりゅう

聖獣四神をまとめる中心。本来は、黄金に光る鱗に身を包んだ龍の姿をしている。また、麒麟と同一視される場合が多い。


麒麟きりん

龍の顔、牛の尾、馬のひずめ、の特徴を持った姿をしており、体には鱗が輝き背毛は五色に彩られ、体全体の毛は黄色。泰平の世に現れるとされる神獣。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る