第132話

「龍崎レイラですか……!?」


「そうだ! ン……!!」

 矢作が気づくと大学生たちが、スマホ片手に、何かを撮影し盛り上がっていた。


「うゥ~ン…💕 スッゲェ~、見ろよ! バッチリ写ってンぜ……」

 どうやら、スカートの中を盗撮していたようだ。



「ちょっと、キミたち、いいかな!?」

 

「え……何ですか!!」

 大学生らは、ギクッとしてスマホを隠した。


 何しろ矢作の顔は少しあかつい。

 


「警察のモノです!!」

 若いイケメンの冨田が手帳を提示した。


「え、警察……!?」

 学生らは顔を見合わせた。






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