第129話 デートしようぜ…😘✨💕

『こうなったら、一刻も早く黒川杏璃の身柄を確保しろ!!』



「は、はい!」冨田はペコペコして通話を切った。


矢作ハギさん! 行きますよ!!」



「ン…」尚も、矢作はアタシを見つめ納得できない様子だ。



矢作ハギさん!!」

 何度か、呼ばれると仕方なく冨田に従った。



「よォ、レイラちゃん!! いつか、デートしようぜ…😘✨💕」

 投げキッスをしウインクしてきた。



「フゥン……」

 食えないオヤジだ。


 思わず私は無視するようにそっぽを向いた。




 青く澄んだ上空を旅客機が飛んでいった。







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