第104話

「まさか…… ロリータが担いで運べるはずはないでしょ。

 運んだのは、おそらく彼氏おとこですよ!

 彼氏の車に遺体を乗せて三崎まで移動したンでしょ……」


「フゥ~ン、なるほど……

 相棒の右京さん気取りか…新人!!」

 


「いえ、別に、そう言うつもりじゃないですけど……」



「フン、詰まンねぇ……。

 三流ミステリー作家並みの推理だな……」

 


「え…!? そんな……」

「フフ、だが、ま、俺も嫌いじゃないぜ!」



「え…!!」






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