第18話 バージンなんか……

「バァ~カ! 今時、バージンなんか、後生大事にするモンじゃねぇだろォ~~❗❗」

 オヤジが馴れ馴れしく肩を組んできた。



「るッせェ~! 触ンなァ〜ーー…!!

 ジジーどもがァ~ー……!!」

 二人とも酔ってるのか、しつこくアタシの身体にまとわりついてきた。




「へッへへ……ルナちゃァ〜ん✨💕

 可愛ィ~✨🤪✨💕」

 二人がかりで、押し倒してきた。



「キャ~ーー❗❗」

 悲鳴を上げるが、激しい雨音に掻き消された。




「ッ、たく、バージンなんか、邪魔なだけだろォ~~!!」



「そ、そォ、オジさん✨🤪✨💕💕

 痛くないように、優しくするからさァ~✨💕💕」

 万堂は猫撫で声で抱きついてきた。









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