応援コメント

第11話 農奴の勇者は、仲間になりたそうに私を見ている」への応援コメント

  • 結構、現代の農に関する風刺もズバッと切っておられますね。
    質か……。

    作者からの返信

     白パンが不足してるなら黒パンを食え等のパンの問題はマリー・アントワネットの「パンが無ければケーキ(菓子パン)を食べれば良いじゃない」がヒントになってますから、それを考えると結構昔からの問題になりますね。

     言われてみるとタイプは違えど現代の農家も”質”この問題抱えてますね…。無農薬がどうとか(^_^;)



     この世界のパン問題は現代とちょっと違いまして、日本風に例えると・・・

    民「食糧難で白米が食えねえだよ! 何とかしてくれお代官様!」

    代官「米がないのならヒエやアワを食べればよい。米よりも生産性や栄養価も高いであろう」

    民「ふざけんな! あんなゴワゴワした食感のもん食えるか!」

     民達による暴動発生、お代官様の処刑が決定

    民「辞世の句を読め」

    代官「餓えぬ為の農業であろうに、贅沢品ばかり育てて民を餓えさせたら本末転倒であろうが…。俺そんなに悪い事した?」


     と言った感じに民衆と行政の食糧に対する”質”の捉え方の違いが問題になってます。

     で、この勇者は味や食感などの質より生産性や栄養価などの質を気にするタイプで職にあぶれてしまったと(^_^;)