第37話 神社

広い庭園

赤色のじゅうたん


人の熱気

行き交わす人の空気


何かを求めて

何かを期待して


よそゆきの笑顔を

初めて作り続けたら

何だか仕事のようで


最後には疲れはて

三角座りで

ぼんやりと


そんな私に何を求め

あなたは来たのか

私にはわからなかった


ただ

この人にしよう


その思いに迷いはなかった

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る