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「で、出口! 出口はどこだ!」


 入った入り口が開かないので、あなたはすぐにそれ以外の脱出方法を探す。部屋のあちこちの壁を叩いたり、何かガスを止めるスイッチがないか探ったり――。

 この部屋にそんな緊急回避の仕組みがない事に気付いた時にはもう手遅れだった。


 あなたはもうひとつの回避方法をすぐに試さなかった事を後悔しながら、ガスを吸い込んでその場に倒れ、もう二度と起き上がる事はなかった。


(ゲームオーバー)



 最初から

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887569885

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