天空の島と僕らのトレジャーハンティング
にゃべ♪
プロローグ
リコスによって天空の島に導かれたあなたは、そのままその島で一番大きな建物、天空の王宮へと招待された。そこで待っていたのはこのいくつか浮かぶ天空の島を統治している王様と王妃様。どうやらこの島々はまとめてひとつのラ・ハルタ王国と言う名の王国らしい。
王様は導かれたあなたを見てまずはこの島に来た事を歓迎し、宴を開いてくれた。そこで開かれた楽しい宴にあなたも大変満足する。
十分歓迎されて気持ちも大きくなった次の日の朝、寝起きのあなたはまたしても王宮に呼ばれた。そこで王の口から語られたのは、この天空の国を現在襲っている危機についての話だった。
王曰く、現在空に浮かぶ複数の島々は遥か太古に世界を置い尽くす洪水から逃れるために今では失われた技術を使って空に逃げたのが始まりとの事。現在、島には当時の一族の末裔が住んでいるのだとか。
島はその頃から常に一定の高度を保っているものの、最近その浮遊の力が下がり始めているのだとか。
その現地調査として数年前から調査隊が組織されて原因を調べているものの、他の角度からの対策手段も必要だとして、神殿の巫女達にも調査を依頼。その流れでリコスがあなたを見つけて来たと、そう言う話のようだった。
浮力低下の原因自体は既に判明していて、島々を浮かばせている古代の秘宝の寿命が尽きかけていると言う事らしい。調査隊がその秘宝の力を回復させるアイテムを探しに出かけているものの、まだ見つかってはいないのだとか。
王はあなたにもその宝を探すために協力して欲しいと訴える。巫女の未来視でこの危機を救うのにあなたの力が必要と言うビジョンが見えたと言うのだ。
このままだと島々は浮力を失い墜落、そのまま地上に激突し、各島はそれぞれ木っ端微塵に爆発、落下地点では大きなクレーターが出来て地上の被害も想像を超えるものになってしまう――と王は訴える。
いきなりとんでもない話を聞かされたあなたは戸惑うものの、自分の力が何かの役に立つのならばと、この宝探しに協力する事を王に誓った。
こうしてあなたはリコスと共に島を救う宝探しの旅に出たのだった。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887569885
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます