第77話 間違っていたんだな

      




         慰めなんていらない


         僕の今まで生きて来た道が

         間違っていたんだな


         後悔なんてしないさ


         僕の今まで信じて来た道が

         間違っていたんだな


         わかっていたんだ

         こうなる事を


         わかっていたんだ

         やり直し出来ない事を


         僕にとって最善を尽くしてきた

         悔しくないと言えば嘘になる


         苦しくて

         切なくて

         それでも生きていかなきゃいけなくて


         幸せをつかむために

         僕は産まれて来たのだから


         最後まで諦めないのさ





*~*~*






 僕は何もわかっていません。


 人間としても半人前以下です。わかったようなふりをして日々生きているのでしょう。


 わかっているのは今も生きている事です。この命の使い方を見つけたいのです。それが見つかった時、僕は本当の幸せと希望を手に入れる事が出来るのでしょうね。


 自分の間違いを認めるのは、勇気のいる事ですが、僕は認めます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る