設定資料 其の弐／ロケーション編

第四部／「佳日の紫丁香花～〜For Your Splended Wedding～」

①鍋島が真澄の結婚式に訪れたホテル（プロローグ）

「京都ホテルオークラ」　京都市中京区河原町御池

　京都を代表する老舗ホテルの一つ。現在はホテルオークラの傘下ですが、もともとの起源は1888年創業の「京都常磐」という旅館だそうです。現所在地は長州藩邸跡で、敷地内に「長州藩屋敷跡の碑」と「桂小五郎像」があります。1994年に改築された際はその高さに関して景観論争が起きました。

　http://okura.kyotohotel.co.jp/

②芹沢が真澄、麗子と昼食を摂ったカフェ（第一章　５）

「カフェレストラン　カンフォーラ」　京都市左京区吉田本町　京都大学吉田キャンパス内

　京都大学のシンボルとなっている楠の学名[Cinnamomum camphora]から店名をとっているようです。ランチや喫茶の他、軽いディナーも頂けるカフェです。

　https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26004696/

③鍋島と一条が浅野智宏と会ったレストラン（第一章　５）

「レストラン　La Tour（ラ・トゥール）」　京都市左京区吉田本町 京都大学時計台記念館内1F

　同じく京大の時計台記念館の中にあるフレンチレストラン。一応ここも学食扱いなのでしょうか。広々とした空間で、静かに食事ができます。

　http://www.madoi-co.com/food/la-tour/

④深見茜と西条琉斗が一夜を過ごした千里中央のファミリーレストラン（第二章　１）

　架空

⑤一条が池波涼子と会ったカフェ（第二章　２）

「北浜レトロ」　大阪府大阪市中央区北浜1-1-26 北浜レトロビルヂング

　大阪証券取引所（現・大阪取引所）ビルの真向かいに位置し、証券会社のビルに挟まれた小さな建物・北浜レトロビルヂングにあるカフェ。築100年を超えるこの建物は国の登録有形文化財に登録されています。英国風の内装に囲まれていただくアフタヌーンティー…ガーリーな気分に浸れそうです。

　http://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27000121/

⑥麗子と萩原が食事を摂ったレストラン（第二章　３）

「ANTICA OSTERIA Dal POMPIERE（アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ）」　大阪市中央区今橋4-5-19

　ここもまた、築90年の消防署の建物を改築して外観は可愛らしく、内装は落ち着いたお洒落な雰囲気です。

　メニューもどれも華やかで、麗子と萩原が失踪事件という不穏な話をするにはちょっと似つかわしくないかも知れません。

　https://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27004772/

⑦麗子と萩原が山岸賢と待ち合わせたコーヒーショップ（第二章　３）

「タリーズコーヒー　淀屋橋店」　大阪市中央区高麗橋4-2-16 大阪朝日生命会館１F

　お馴染みのコーヒーチェーン店です。

　http://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27017267/

⑧一条が一人で昼食を摂ったレストラン（第二章　３）

「Cugnette（キュニエット）」　大阪市北区堂島1-3-16 堂島メリーセンタービル　４Ｆ

　人気店がひしめく堂島のフレンチレストラン。亀岡や安濃の野菜や紀州清水豚など、近郊から取り寄せた食材と自然派ワインが堪能できます。

　芹沢はきっと女性連れで訪れたに違いないという、一条の推測はおそらく当たっていますね。

　https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27010575/

⑨一条と麗子、萩原が落ち合った台湾カフェ（第二章　５）　

「雪花の郷（シェーホァノサト）黒門市場店」　大阪市中央区日本橋2-11-2

　あいにく閉店してしまいました。秋葉原にもあったようです。

　http://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27010472/

⑩芹沢が深見茜、来島真優と会ったケーキハウス（第二章　６）

「HARBS（ハーブス）ハービスプラザ店」　大阪市北区梅田2-5-25 ハービスプラザ

　大きなケーキで有名な、全国展開しているケーキハウス。パスタやサンドイッチなどのランチもいただけます。残念ながらここも閉店してしまいましたが、梅田界隈なら他に阪急三番街や大丸梅田店、ディアモール大阪にも出店しています。　

　http://www.harbs.co.jp/harbs/concept.html

⑪鍋島と芹沢が深見春子と会ったカフェ（第三章　１）

「TABLES CoffeeBakery&Diner（タブレス コーヒーベーカリー＆ダイナー）」　大阪市西区南堀江2-9-10

　お洒落エリアとしてすっかり定着した南堀江にあるカフェ。公園前にあり、晴れた日の陽光降り注ぐテラス席は開放感に浸れそう。時間に追われる芹沢がイラっとしたのもわかるような気がします。

　http://tabelog.com/osaka/A2701/A270105/27067976/

⑫鍋島と芹沢が二宮瞬の訪問を受けたもつ鍋屋（第三章　４）

「亀八 お初天神裏参道店」　大阪市北区曽根崎2-10-9 2F

　本店は京都の先斗町にあり、予約必須の超人気店です。こちらはその支店。店内の雰囲気とリーズナブルな料金が、男二人で仕事の愚痴をこぼしながら鍋をつつくには似合っているような…。芹沢は一条を連れてきたこともあるようです。

　https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27089328/

⑬芹沢が二宮瞬と入ったショットバー（第三章　５）

「ANDRE（アンドレ）」　大阪市北区曽根崎2-13-9 健起ビル

　雰囲気がものすごく良さそうな店です。カウンター席の天井から逆さにぶ下らげられた無数のウィスキーの瓶が存在感抜群です。その瓶にはワンショットの値段が貼り付けられているところが、なんとも良心的というか、大阪っぽい気がします。京都ではまずありえない光景です。

　http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27009962/

⑭鍋島が真澄と会ったカフェ（第四章　３）

「ミツバチ堂」　大阪市北区西天満2-9-2 真和ビル M1F

　超癒し系カフェ、という感じのお店。おひとり様には最適な空間ではないでしょうか。

　本棚にオーディオセットに喫煙可、の演出。古き良き喫茶店のイメージですね。ああ見えて物静かな鍋島がお気に入りなのもしっくりきます。食事やスイーツも充実していて美味しそうです。

　http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27000130/

⑮鍋島が麗子と待ち合わせたコーヒーショップ（第四章　４）

「スターバックスコーヒー 淀屋橋odona店」　大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona B1F　

　淀屋橋にある大人向けのファッションビルにあるスタバです。１ブロック隣にドコモショップもあります。

　https://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27042298/

⑯鍋島と芹沢の会話に出てきた蕎麦屋（第四章　４）

「本家 尾張屋 本店」　京都市中京区車屋町通二条下ル仁王門突抜町322

　京都御所から徒歩十分ほど、メインストリートの烏丸通を一筋東に入った比較的静かな通りに佇む、老舗の蕎麦屋さん。創業は寛正六年、実に応仁の乱の二年前にさかのぼります。芹沢が鍋島に嘆いていた通り、聞いただけではすぐに分かりにくいほどの古さです。

　名物は「宝来そば」。五段重ねの椀に盛られたお蕎麦を、それぞれ違った薬味でいただきます。

　ちなみに芹沢が言っていた「箸袋にしれっと寛正六年」というのと、食べた食事の値段は、作者の創作です。

　https://honke-owariya.co.jp/shop/

⑰慶福堂が所有する滋賀県の料亭（第四章　５）

　架空

⑱鍋島の行きつけのビストロ（エピローグ）

「甚九郎」　大阪市淀川区東三国4-4-11

　昼は蕎麦屋、夜は和洋のビストロ＆蕎麦、そこに豊富な種類のワインと日本酒となると、鍋島が気に入らないはずがないであろう名店のようです。

　https://tabelog.com/osaka/A2701/A270301/27017120/

※おまけ※　一条と二宮の会話に出てきた長崎のラーメン屋（第三章　２）

「思案橋ラーメン」　長崎市浜町6-17

　ミュージシャンの福山雅治さん御用達のラーメン屋さんです。サインや年賀状が貼られています。にんにくペーストのたっぷり入った「ばくだんちゃんぽん」がおすすめです。休日には行列ができます。

　作者も二度行きましたが、ラーメン要素のあるちゃんぽんという感じで、確かに美味しかったです。おでんにも興味を惹かれましたが、ちゃんぽんだけでお腹いっぱいで、食べられずに帰って来ました。

　http://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42000481/

以上。

登場人物がそれぞれ活発に行動しているので、過去の作品よりはるかに件数が多くなりました。