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第17話 おばあちゃんへの応援コメント
【追記】
作者様の紹介文読ませていただいて「文学界」が好きなのですね。
ごめんなさい、執筆スタイルを否定するようなコメントしてしまいました。
ぼくも純文学に耽っていたことがあるのでわかります。
ファンタジーをそうした観点から描こうとすること自体珍しいですね。
主人公の心情にきちんと迫れていると思うので、続きも楽しみにしています♪
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一話からここまで拝読させてもらいました。
僭越ながら感想を記させていただきます。
魔法ファンタジー大好きっ子なので主観だらけの感想をどうぞお許しください。
冒頭「『普通の人間』になれる」(なりたい)というのがテーマとして惹きつけが強く、「一体この魔女にどんな過去があったのだろう」とワクワクしました。
「秀逸な小説はプロローグで物語のテーマを突きつける」と言われるくらいですから、かなり良いと思います。
そしてオーロラの魔女のもとを訪れ「普通の人間になりたい」理由を明かしますが、個人的にはその明かし方が、過去に視点を戻して少女期のアイラを描いてほしかったです。
「差別されました」と口で語るより、「差別されたエピソード」を実際の彼女の視点から描いた方が読む方はリアリティを感じると思います。
概要欄に「ストーリー展開よりも、登場人物の心の葛藤や成長を魔女を通じて描いていく」とされているのでそういう切り口の作品であることは承知していますが、なんというか少女の魔法学校でのお話っていうだけでもドキドキするので期待しちゃいました。
ちょっと脱線しますが、他者の作品を読んで同じ作家志望者に「自分ならこうしたい」と思わせる物語はやはり魅力的なのだと思います。
「魔女が人間になりたい」と願うテーマはとてもとても惹かれます。
僕なら「壮絶な少女期を描いて、たくさんのモノを得たけれど何か大切なモノを失ったことで自身が魔女であることを恨みながら人間になる」というバッドエンドを描くなぁーとか思いながら読んでました。
ごめんなさい、それくらい惹きつける設定だと言いたいのです♪
そして物語としてあまり「魔女魔女」してない感じが新鮮ですね。
西洋っぽくないと言った方がいいかもしれません。
就職の悩みや「ラーメン」なんて単語が出てくる世界観のミスマッチが好きです。
連載中の小説の感想欄に書くことではないですが、文章が非常に柔らかいタッチで主人公の「優しさ」「温和さ」が滲み出る『キャラ立ち』が上手いと思うので、作者様のドストレートな魔法ファンタジーも読みたいと思いました。
もちろん本作の続きも期待していますので♪
作者からの返信
ファンタジーが大好きなのですが、人物の過去描写や心理描写も大好きで。
とは言いつつも過去描写は少し少なかったかなと思っています。
第2部までは書き終わっていて、見直しながらアップしているのですが
ここのところちょっと落ち着いてあげれなかったので止まっていますが
ちゃんと完結予定なので、また読んでいただけたら嬉しいです。
色々とありがとうございます。
第19話 ワーキングプアへの応援コメント
魔女の宅急便のような気配ですね。
なんというか「魔女」や「魔法」を特別視するんじゃなくて、等身大の人間を描こうとしてる。
激しい争いなどはないのですね……(うるうる涙)
作者からの返信
しばらくログインしてなかったので、遅くなってすみません。
そうですね、魔法や魔女は特別ではなく
そこに絡む、普通の人間としての葛藤だったり悩みだったりを描きたいと思っています。
それならば現代ドラマでいいじゃないかと思われるかもしれないのですが、そこでは私の表したいものは薄いというか、ジュブナイルやラノベ感がありながら、人物の事を掘り下げる事が中心の小説が書きたいなと思っているのです。