第2083話 需要があれば良いなぁ

 何がきっかけなのかはわからないんですが、ここ最近、『女性の服にポケットを!』みたいな動きが活発なんですよ。


 なんて書くとですね、男性読者様は「え? 女物にだってポケットはあるだろ?」って思うんじゃないかなって。いや、ありますよ。あるにはあります。ただ、すんごい浅い。あるいは小さい。何なら飾りポケットの可能性もあります。あるようでない。スーツのジャケットなんて酷いもので、ハンカチすら入りませんし、内ポケットに至っては存在もありません。ハンカチと名刺はどこに入れたら良いのか。この浅さ、何のためのポケットなの? 印鑑用? 


 この、『レディースのポケットない(あっても小さい)』問題、たぶん昔から女性達は不満に思ってたと思うんですけど、声を上げても届かなかったのか、届いても無視されてきたのか、ちぃーとも採用されて来なかったわけです。


 それでもまだ携帯電話が小さい時代は良かった。

 ですがいまはスマホです。スマホはでかいのです。入らねぇよ。入ったとしても半分以上出ちゃうのよ。


 で、最近はほら、SNSの時代だから。

 何かのはずみでワーって盛り上がってですね、カタログ通販でお馴染みの『ニッセン』さんが、いま、ポケットがもりもりある服を作ってくれているようで。その分、ちょっと価格は(ニッセンにしては)お高めなのですが、これがスタンダードになればな、なんて思っております。


 それでですよ。

 こんな感じで、SNSで火がついてメーカーが動いてくれたらな、って思ってるのがあるんですよ。


 五分袖くらいのインナーダウン的なやつです。

 いまあの薄手のダウンベストみたいなの、流行ってるじゃないですか。流行ってるわけじゃないのかもですけど。コートの下に着たりはもちろんですけど、室内でもね、ほら、節電ってことでエアコンの設定温度を低めにしたり、そもそもいまくらいの時期だとノーエアコンで過ごしたりする際に着るわけです。


 でも、ベストタイプだと当たり前ですけど、腕が寒いんですよ。かといって、袖があるタイプのインナーダウンですと、なんか本格的に「室内で外套を着ている人」になるじゃないですか。そこまでのアレではないんですよ。「室内で外套を着る」って冷静に考えたらおかしいじゃないですか。それは外で着るやつなのよ。


 それに、しっかり袖があると、家事の時には邪魔なんですよね。


 そこで、五分袖ですよ。欲を言えば丈もお尻くらいまであると良い。

 五分袖なら軽い水仕事程度であれば、服の袖をちょっとまくるだけで済みますし、PC作業中も寒くありません。五分袖ならぎりぎり室内用ですよ。そうでしょう? ファッション的に。


 いやいや宇部さん、それなら着る毛布があるじゃない。


 そう思われたかもしれません。

 アレは確かにいい感じに温かいです。温かいのですが、アレを着て家事は無理。アレはあくまでもお家でのんびり過ごす時のやつ。私だってただただぼけーっとアマプラを観ながらおせんべいをかじるだけなら、アレを着ますとも。


 ですが、家事には不向きなのです。

 そう大して気合を入れて家事をしているわけではないのですが、あの袖ではお料理は出来ませんし、いくらIHで火を使わないといっても、やっぱりちょっと危ないじゃないですか。そこで、五分袖のダウンですよ。インナーダウンならモコモコしませんし。


 でも売られているのはベストorしっかり袖があるタイプ。

 服の袖をまくるのは良いんですけど、ジャンパーの袖をまくるのは嫌なんですよね。そういうのが欲しいんですけど、どうやらこれは需要がないみたいで。


 いまは何か裏地がモコモコしたジャンパースカート的なやつを着て家事をしています。ただもちろん袖はありません。腕が寒い。メーカーさん、いかがでしょう。五分袖です、五分袖。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る