第1496話 それは個人差があるのでは?
卒業シーズンじゃないですか。
といっても、もうほぼほぼ卒業式は終わってますけども。そんで、ウチの子達は関係ない(4月から5年生と2年生)んですけど。
なんですけども、子ども達が学校からもらってきたお便りで、どうにも無視出来ない、気になる記事があったものですから、こちらでご紹介させていただきたく。
それがですね、まぁ、一応6年生向けに、って感じではあるんですけど、それ以外の生徒にもね、これくらいすごいんだよ、みたいなメッセージ的なやつと言いますか、
『数字で見る6年間』
というタイトルの、保健だよりか何かだったかな? とにかくまぁそれです。
それによりますと、例えば、6年間で伸びた髪の毛の長さは約72㎝なんだそうです。とまぁこんな感じで、ほら、身長や体重なんかはね? たぶんその辺はちょっとセンシティブっていうか、そういうのがあるじゃないですか。だけど、髪とかそういうのだったら……ってことなのかもしれませんし、ただ単に「身長や体重じゃ面白くないな」と思ったのかもしれないんですけど、とにもかくにも、そんな感じで、6年間でこれくらいになるんですよ、っていうのを色々紹介してたんですよ。
髪の毛の話に戻りますけど、私が聞いたことがあるのは、だいたい1年で約10㎝伸びる、ってやつだったのでやっぱりそれくらいになるよなぁ、って。ショートヘアの子が伸ばし続けたら結構なロングになるってことですね。
それから、爪。爪はですね、約21㎝伸びるらしいです。正直なところ、えっ、それだけ? って感じでした。昔ね、『世界びっくり人間』みたいな番組があって、たぶんそれで世界一爪の長い人を見たんですけど、もう世界レベルになると、爪ってまっすぐ伸びないんですよね。途中からもうぐねんぐねんって曲がっていくっていう。さすがにあそこまでにはならないと思ってはいましたけど6年間伸ばしてもたった21㎝なのかよ、って。
それから、瞬きは約800万回、心臓の動いた回数は約2億5千万回、生え変わった歯の本数は約20本、歯みがきの回数は約4300回、睡眠時間はトータルで約2年3ヶ月だそうです。
歯の数や心臓の動いた数はまぁ良いとしても、歯みがきの回数なんてちゃんと磨かない子もいるだろうし、睡眠時間だって結構ばらつきがあるのでは? なんて、ちょっとね、いじわるなおばさんみたいなことを考えたりもしたわけですけども、でもまぁ、こういうのはね、目安というかね、平均なんでしょうし。
ただね、ダントツで、「いやそれは個人差があるのでは?」って思ったやつがあってですね。
それが、『6年間で流した涙の量』。
いや、それはさ! 泣かない子もいるよ? かと思えばギャンギャン泣く子もいるしさ? こればかりは瞬きとか、歯みがきとかのレベルではないんじゃないのかな?!
ちなみにですね、約2Lなんだそうです。一体どのようにして叩き出した数字なのかまったくわからないんですけども、そういうことらしいです。いまのところウチの子達そんなそんな泣くことないんですけど、大きくなったら感動の涙とか、悔し泣きとかあるのかな?
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