令和4年7月
第1228話 そういうシチュエーション
そういえばですね、漫画を読んでてふと思ったやつなんですけど。特にどの漫画の――、ってことじゃなくて、恋愛系のお話にはよくある展開なんですが。
ほら、学校帰りとかね、文化祭の買い出しとかでも良いんですけど、恋人未満の二人が歩いている時に雨がザーッと降ってね、そんで、
「ウチ近いから」
とか言って避難するやつ。
大抵あれですかね、男の家に行くパターンが多い気がしますね。BLならどっちも男なんですけどそれは置いといて。
そんでまぁ、タオル借りて、何ならシャワーまで借りちゃって、とどめに「俺の服で悪いけど」なんつって、図らずも『彼シャツ(まだ彼氏ではなくとも)』展開になるわけですよ。これね、両片想いだとなお良いですね。それかもしくはこれがきっかけで自覚すると良い。
それでですよ。
ここからの展開なんですけど、
「お前の服、乾燥機かけてるから、あと20分くらいかかる」
みたいなやつ。
ウチね、乾燥機ないの。
ドラム式でもないし、乾燥機もないの。
一応ね、『エアジェット乾燥』っていうボタンはあるんですけど、しっかり乾かすなら120分とかっぽいのよ。前の洗濯機に『風乾燥』っていう機能があって、試しに使ってみたら、全然乾いていなかった上にシッワシワになったことがあったので、いまの洗濯機のその『エアジェット乾燥』とやらも怖くて使ってないんですけど。
家に乾燥機がなかったら、この美味しい展開に持ち込めないじゃん。もう洗ったら最後よ。一晩かけて乾かす感じになるから強制お泊りあるいは『そのまま俺の服で帰れ』コースですよ。それはそれで美味しいけど、これはもうちょっと年齢層が高めのラブストーリーになるのでは? あっ、二人でコインランドリー行けば良いのか!(名案) いや、ゲリラ豪雨の中を!?
とにかくですね、なんかもう当たり前に乾燥機かけてて。何、乾燥機がないご家庭にはこの展開に持ち込めないの? それとも乾かねぇから泊まって行けよでR18作品にする? いや、無理にR18にしなくても良いんですけど。
こういう時、ウチのカップルならどういう感じになるんでしょうね。ほら、ヘタレが多いですから。自宅に乾燥機がない場合をどう切り抜けるんだろう。
こういうシチュエーションだけを短編で書いたら面白そうですよね。私には、ちょうどお遊び短編集があるんでね? 需要? そんなの私にあるに決まってるでしょう! 誰のために書いてると思ってんの! 一番の読者は私よ!?
(※こんなわがまま放題の私が書いた作品を読んでくださってる方々、本当にありがとうございます。)
って思ってたんですけど、同じこと(?)を考えていらっしゃる方がいましたね(無理やり仲間にしようとする)。それがこちら(突然の他薦。無許可でごめんなさい)。
『寝ている君におはようを(無月兄様)』
https://kakuyomu.jp/works/16817139555989695168
ある!
あるじゃん、需要!
あるんじゃーん!
小躍りでしたよね。同士よ! って思いましたもん。
ただね、こうやって色んなのにちょいちょい手を出すから本腰入れて書かなきゃいけないやつがどんどん疎かになっていずれお蔵入りになるんですよね……うふふ……。
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