2014年の旅 第二段 金沢・能登旅行(一泊二日)

3月29日、30日の土日を利用して、大学のときの友達と北陸へ。


29日朝。まずは友達と合流するために長野を目指すため、長野新幹線へ乗ることにした。

このとき乗車したのが北陸新幹線用に開発・製造されたE7系。今年の3月15日のダイヤ改正から営業運転を開始したできたてホヤホヤ(?)の新型車両だ。長野方先頭車は最高級優等車のグランクラスも連結(まだ座席のみのサービス)。さすがに自由席券に追加で¥10000の席に乗ることはできなかったので、指定席へ。

東京から1時間24分で長野に到着し、友達と合流してからは彼の車に揺られて石川県金沢を目指す(念のため、横浜市の金沢と区別するために石川県金沢にした。神奈川県民、特に東部の多くは金沢と言えば横浜市金沢区を思い浮かべるだろうし)。

上信越道・北陸道と高速道路を乗り継いで金沢へ。

腹ごしらえを済ませてから日本三大庭園の一つの兼六園へ行った広い庭園内を1時間以上かけて散策…。桜はまだでも梅はまだ咲いていた!

その後は石垣で有名な金沢城へ。

石川門をくぐり抜けて二の丸前の広場へ。

石川門の中を見学させてもらったあと、二の丸方へ向かうと、工場現場のような趣が・・・

なんと二の丸に併設されていた橋爪門の補修作業だった! 工場現場の見学も可能で、記念に中の様子を見てみた。城とおなじような屋根が見えて、補修作業も大詰めを迎えようとしているようだった。来年4月からこちらも見学が可能になるのだとか。珍しい場面に出会うことができた。

金沢城を出たら、あとは和倉温泉へ移動。

一泊¥21000のブリ三昧コースが夕飯のプランを予約していたので、これまでのホテルとは格段にサービスと質に違いがあった。

ブリの刺身にしゃぶしゃぶは絶品だった!

おいしい食事を頂き、源泉掛け流しの温泉に浸かりながら初日が過ぎて行った。

ちなみに、ここの温泉は飲用も可能で、試してみたら…。

しょっぱい…、それにとっても苦い!!

おそらく高濃度の塩化ナトリウムとマグネシウムが含まれていたのだろう。

苦いのが苦手な身としては、すぐにでも真水を飲みたいくらいだった…



30日は春の嵐で一日中雨。

残念な天候に落胆してる間もなく8:30には宿を出発!

一路北を目指して輪島へ。

ここで、日本三大朝市の一つとされる輪島朝市を訪れてみた。

雨の中でもパラソル張って威勢のいい声を上げながらお客さんを呼び込むおばあちゃんが大勢居て、雨に負けてる場合ではないかなと元気づけられなぁ^_^

ちなみに、日本三大朝市は輪島の他、飛騨高山にある宮川朝市と千葉県勝浦にあるものが該当するのだとか。高山の宮川朝市は既に行ったことがあるので、勝浦の朝市に行けば三大朝市制覇か。以外と近場だし、勝浦タンタン麺でも食べに行きながら三大朝市制覇も狙ってみようかな ´∀`


輪島と言って忘れてはいけないのが、輪島塗りと呼ばれる漆塗りだ。漆細工の器や箸を売る店が多数あり、漆の重ね掛けが織り成す年輪のような美しい模様や金粉をはめ込んだ沈金、螺鈿装飾を施したお椀やお猪口、ペンダントやネクタイピンなどの装飾品、さらには画まで並んでいた。

お椀五個一式で40、50万円の物もザラにあった…、買えねーよ…


お箸なら、まだ手の届く範囲だったが…


ちなみに、お椀やお猪口などの器については輪島塗り、箸について漆塗りと、呼称が変わるそうだ。


輪島朝市と輪島塗りを見た後は東へ移動して、千枚田を眺めてみた。1004個の棚田がそこにあった。ただ、雨天時ということが残念で、近くの道の駅に飾られていたポスターには青空と青い海をバックに壮大な千枚田の写真が写っており、晴れていればもっと感動があったのだろうと思いながら、その場を後にした。


その後は、ねぶた温泉という、pH10.5のアルカリ性の温泉に立ち寄り、入浴!

予想通り肌触りがヌルヌル、ツルツルに。

ねぶた温泉の「ねぶた」とは、寝豚と書くようで、その昔弘法大師がこの場所を通った際に傷ついた猪が温泉に浸かって傷を癒しているのを見て、身体に良いと着想して人々に勧めたことに由来するのだとか。


温泉を出たら、今回の旅の観光は終了。

そのまま長岡まで突っ走ってもらい、友達と別れて一人夜行バスで東京へ。

二日間の金沢・能登旅行が無事に終わりました。

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