第287話 芸能人という職業

最近、よく考えるのですが、

芸能人という職業で最も辛いのは、

注目される、ということじゃないでしょうか。

善かれ悪しかれ、視線を注がれる。

もちろん、視線を注がれるからこそ、

芸能人として生きていけるわけですが。

しかし周囲が過熱すればするほど、

本当に些細なことでも知れ渡る。

例えばニュースで芸能人の子どもが犯罪を犯すと、

すぐ報道されている。

子の責任を親が取る、というニュアンスがあるにしろ、

子どもには子どもの人格や人権があるのでは?

非常に際どい話題ですが、

芸能人を批判することで楽しい思いをする人も、

おそらくいるのでしょう。

ネット掲示板などがわかりやすい。

では、そんな言動をする人間と、

リアルで交流した時、どう考えればいいのか。

その話を聞いている自分は、

その相手にとっては取るに足らない存在だから、

芸能人に向けられるような否定や叩きの対象にはならない、

と、確信が持てるのか。

僕はそうは思えないかな。

誰かを批判する人が、そんな例外を作るわけがない。

信用できない。

人間関係って、ややこしいなぁ。



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