第243話 カラオケでの失敗

カラオケで自分が失敗したのは、

Under17の、

「ラブスレイブ」とか、

「くじびきアンバランス」を、

ガチのガチガチで、本気の本気で、

熱唱した瞬間です。

酷かったんでしょうね。

曲は良いんです。

それは間違いありません。

明らかに友達が不愉快そうなオーラを、

これでもかと発散していたので、

空気で、失敗を悟りましたね。

正確には、一回その空気になって、

懲りずに後日、同じことをやり、

やっぱり同じ空気で、そこで悟りました。

本当のところは悟ったものの、

別にカラオケなんだから良いじゃないか、

と、軽く考えてたのですが、

その考えの誤りを後日、知った出来事があります。

それは大学のサークルに入った時の歓迎会の後、

カラオケになだれ込み、

オタクの集まるサークルだからアニソンばかりなのですが、

先輩の一人が、「七人のナナ」の曲を歌い、

まさに僕が友達に誘発した空気が、

その瞬間、部屋に充満したのです。

カラオケ、怖かー。







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