第177話 メディアを鵜呑みにできないと気づく瞬間

メディアの中身を疑う瞬間は様々にあります。

一番は、演者が常識はずれなことを発言した時です。

その演者が大馬鹿者で、見ている自分の方がものを知っている、

と考えるのはかなり危険。

演者が演じていないという確信はなくて、

演者が素なのだろう、と思い込んでいるだけ、

ということがある。

逆に知識人のようなポジションの演者も、

疑い始めると土台が揺らぐ。

クイズ番組で的確な回答ばかりを出す知識人が、

事前に正解を伝えられていない、

と、絶対に言い切れない。

つまりメディアとは、やりようによっては、

如何様にも演出でき、

それに乗せられる人が相当数、いることになる。

さらに言えば乗せられる視聴者が多くなれば多くなるほど、

エスカレートして、

ウケる内容、視聴者に都合のいい内容しか、

流さなくなるのでは。

もっとも、ツイッターなんかは逆の発想ですね。

利用者は自分が知りたい情報のみを受け取る、

自分に響く相手の発言のみを選び出している、

と言えます。

メディアって、複雑だなぁ。






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