第13話 暇にかまけて

ウォーキングが趣味といえば聞こえは良いけど、実は暇なだけだったりする。

もちろん、一日の大半はまったくの暇ではなく、何かしらを書いたりはするのですが、

二十四時間の中で書き物が占める時間はほんのわずか。

ラジオと読書が大きいとはいえ、

しかし一日に歩いてる時間はけっこうあります。

大抵、楽しいことは考えず、嫌なことばかり頭に浮かぶのは、不思議です。

いつからか、歩いてる時は頭の中で、他人に何かを説明する会話を思い浮かべることも多い。

この自分対自分の議論は、どういうわけか、やめられない。

小説を書くための準備と言えなくはないですが、

しかし小説とは無関係な議題が多い。

我ながら可笑しいですが、癖ですね。





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