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    1400Km/hへの応援コメント

     短編でありながら、動作の詳細な表現に映画の無音動作を思い起こさせるようでした。
     話の内容も、淡々としていながら、二人の想いと愛情に涙腺が緩みました。
     ただ、最終話を読み始めて三行で美里の運命を感じてしまいました。その部分は人それぞれに思うこともあるのかもしれませんが、私的には終局の言葉に重さを与えたように思えました。
     それと、『今では写真の美里より麻衣の方が年を取ってしまったことに、望は不思議な感覚を憶える。』この部分を読んだ時にドキッとしました。人生はそういった想いの積み重ねなのでしょうね、歳を重ねると一年が早く感じられるという意味で、十年前は、ついこの間と感じてしまう物なのですね。
     近況ノートを拝見させていただき、気になったので読ませていただきました。
     良い作品に出合えて良かったと思います。ありがとうございました。

    作者からの返信

    先ずはコメント、有難う御座いました。
    淡々と過ぎ去っていく日常の一コマを出来るだけ丁寧に描写していくことを目標にして書いていたつもりでしたので、そう言って頂けたことは本当に嬉しいです。
    最終話については自分の中で結構な葛藤があったのですがあの形に落とし込みました。何度も順番を入れ替えたり書き直してもみましたが、最初の目標通りそこにあるだろう風景を淡々と描写することに。
    それが蛇の目傘様の何かに触れられたのであれば、これに勝る喜びはありません。

    蛇足ですが、実はPV0の状態がずっと続いていたため、そろそろこのお話も供養してあげなければ……、と思っていたところにまさかのコメントを頂き暫し呆然としておりました。
    これからも稚拙ながらも執筆を続けていこうと思っておりますので、宜しければまたどこかでお逢いできることを楽しみにしております。