第269話

 その時、何の前触れもなく重たいドアが音を立てて開かれた。


 バァァ~ーン!!


「え……!?」

 ボクとセレナは一斉に、ドアの方を振り返った。

 そこには、目映まばゆいばかりの白銀の美少女が立っていた。


《バージン❗❗❗》

 白銀の美少女は、長く流麗なシルバーの髪をなびかせ叫んだ。

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