第238話

 地下闘技場の一画でボクはライアに剣術の指南を受けていた。


 正直、初めは舐めて掛かったが、剣を合わせた瞬間、背筋がゾッとした。


《フ、フフ……》

 ライアが微笑むと、妖しく瞳が金色にきらめいた。


 次の瞬間、閃光が走った。

「う…ッ!!」

 疾風怒濤の攻撃に防戦一方だ。

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