第192話

「ああ……」

 ボクは【魔剣ザ ソード】の柄を握った。

 紅蓮のオーラが湧き上がった。

「次やりあう時は、遠慮はいらない!!」


《フン…! 俺は、あれでも半分も力を出していないがなァ~ー……》

 強気に上から目線だ。


「そりゃ、良かった!!

 ボクも十分の一も発揮してないさ!!」

 強がりを言った。

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