矢久勝基様の『破戒の海』その2

 矢久勝基様の『破戒の海』その2です。

 今回は2章を読ませていただきました。

 そして、ここ最近で多用している応援コメントをそのままこちらにもあげさせてもらっています。

 密度の濃い作品なので、皆様にもぜひ読んでいただきたい作品です。



 転ぺんです。2章を読み終えましたので、感想をこちらにも上げたいと思います。


 まずは、応援コメントや感想を上げる場で、指摘が目に着くような描き方をして、申し訳ありませんでした。

 これは私の文章力不足や読み慣れていない文体であったためにあのような描き方をしてしまったという完全に私の落ち度です。重ねて申し訳ありませんでした。


 と、ではここから2章の感想を書かせていただきます。


 まずは謝罪にもあったように、私は神視点の物語を読んだことがありません。そのため、1章から2章を通してそのような文体でこのように書くのか。と、とても勉強させていただきました。


 そして、内容の感想なのですが、2章はコトヨイの乗組員、荷物としての心の在り方、魔女としての引け目、魔女であっても受け入れてくれた弓槻の船員との捉えるべき認識の差。それらがドルトムの提案によって浮き彫りになっていく様に、ここから彼女の見る景色はどう変わっていくのだろう。と、早く次の行へ、次の行へ。そう急かされるように読み進めることが出来ました。


 もちろん、コトヨイの心だけではなく、弓槻での状況の変化、別方向の思惑、謎の勢力、それらが読み進めていくにつれ、次の展開を期待してしまう書き方は本当にさすが。の一言に尽きます。


 正直、私は状況描写が下手くそなため、あまりキャラクターや状況を多く書き分けることができません。ですが、矢久勝基様は多くのキャラクター、そして状況を作り出し、それらを文章に収めてしまう。本当に、書き手として勉強出来ることが多いです。


 と、少し長くなってしまいましたが、2章の感想を終わらせていただきます。

 また来週、続きを読むのが楽しみで仕方ありません。

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