「詩集 永劫」(9月)

舞原 帝

1.新しい心 新しい夢

何か新しいことをする時には それに見合った 新しい心を用意しなくちゃ駄目なんだ

旧い心のままじゃ 一歩は踏み出せても それ以上は進めないかもしれないから


立ち止まることなく なんていうのは そう簡単ではないだろうけど

全力疾走する必要はなくって 歩いて歩いて 歩き疲れたら

一度深く息を吸ってみることは 必要だろうし

木陰でちょっと息つくくらいは 許されるだろう・・・


心機一転 その先を乗り切るためには きっと 新しい夢も見なくちゃ駄目なんだ

昔見た夢のままじゃ 一度の挫折で 心が折れてしまうかもしれないから


叶えられるのは たぶん一握り その嘘か真かに挑むのは きっと自分次第

夢見る誰もが 夢を叶えた皆が皆 そう言うのなら 僕もその一人になろうと思える

どうせ叶いやしないんだから・・・ なんて

夢なんか見てないで現実を見ろ・・・ なんて

僕の人生を歩んだこともない奴らに そんなことを言われる筋合いはない

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