手紙への応援コメント
一回目に読んだときは、話の筋を追う方に集中し、やや急いでしまったと思います。でも二回目を読んでみたら細かなところにまで目が行き、すごく良いなと感じました。
>涙も枯れて滲んだ視界が晴れていったとき、初めて、月明かりに照らされた黒板にあなたの筆跡を認めたのです。
ここはすごく美しいです。
>遠いあなたの世界に届くように、一番遠くまで行く飛行機に乗せてもらいました。
切ない。
>昔のように、手を引いて、肩を抱いて。
素晴らしいです。
ゆあんさんは作品ごとに文章の雰囲気が異なる印象でして、そこがすごいなと思います。
作者からの返信
コメントとフレーズを上げていただいてありがとうございます。
飛行機のくだりは色々考えたのですが、うまくフィットせず、口語体でシンプルに届ける事を選びました。結果的に評価して頂けて嬉しい。
肩を抱いては乙女心を出してみました ←
文体や雰囲気は作品ごとに変えることを意識しています。ジャンル毎に、ですかね。違和感なく届けられているでしょうか? 不安でもあります。
今、サスペンス系の作品を書いているのですが、そういう作品に取り掛かると地の文も性格が悪くなってしまって困り者です……
手紙への応援コメント
すぐには感想を書けませんでした。恋人ではないですが、大事なものを忘れてしまっていく姿を思い出して。
個人的な言葉ですが、この春子のような思いを持った見送り方が出来たら、、、
恋愛や青春という単純な枠ではなく、生、として読ませていただきました。
作者からの返信
コメントありがとうございました。
蜜柑様は、なにかそういう経験があるとおっしゃっていましたね。辛い経験を思い出させてしまいましたでしょうか。
行きながらにして記憶を失っていくという過程は、本人にしても家族にしても、残酷ですよね。そこに愛があっても、乗り越えることはそう簡単ではないと思います。
今回私が書きたかったのはそういう作品ではあったのですが。
そんな中、お読み頂いて本当に嬉しいです。ありがとうございました。
手紙への応援コメント
なんというか、とても綺麗というか、美しいというか。
う~ん、語彙が不足していてイマイチうまい表現が思い浮かびませんね。
とても素敵な作品でした。
ということで、ご勘弁くださいませ。
もうちょっといい言葉ありそうなんだけどなぁ……。
ここまで未来にフィーチャーした物語は、今回の作品群の中では初見でございました。
素晴らしい着眼点ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ちょっとかなり先の事を書いてみました。
青春は恋をした瞬間にいつでもやってくる、というのを書きたかったのですよね。
お読みいただいてありがとうございます。綺麗と言っていただけるのが嬉しいですね。いやぁ、嬉しい。
手紙への応援コメント
読み終わった後に浮かぶ言葉が「素敵な作品」でもなく、「感動した」なんてチープな言葉でも無く。
ただ「ありがとうございました」と浮かんだ作品は初めてです……
夏男が黒板に綴った手紙の内容を、敢えて書かないことによって読者に想像させる所。
『遠いあなたの世界』『そちらの世界』『空の向こう』と、直接的な表現でなくとも夏男がどうなったのかを容易に想像させる書き方。
相手に読ませる、確かに手紙として完成された作品だなぁと。
まぁ私に語彙力が無いせいで驚く程意味不明に見えるこのコメントですが。
とにかく素敵な作品でした!本当にありがとうございました!!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
相手に読ませる、という点が、恥ずかしながらあまり意識していなかっただけに、そう評価していただいてとても嬉しく思います。
いえ、とてもわかり易く、とても嬉しい内容でした。
お読み頂いてありがとうございました!
手紙への応援コメント
近況ノートへのコメント、ありがとうございます。こちらの方が通知が行くかなと思いまして。
改めてですが、心に染み入る作品だと感じました。レビューにも書きましたが、手紙というものを本当に上手く表現してるなぁと唸ってしまいました。
現代社会はスマホがなくてはならないものになり、便利になってる反面、心が通うってことが少なくなってるんじゃあないかな、なんて思ってたのですが。こういう手紙っていうのは改めて考えると、想いを形にできる素晴らしいツールですよね。文字って素晴らしいなぁ。
この企画に出会えて、いろんな作者さんの作品が読めて幸せです。おそらくぜんぶ読めたと思いますし、作品にレビューする楽しみという、新たな趣味にも出会えました。
ゆあんさんには感謝しかないですね!
企画のまとめも大変だとは思いますが、総括など楽しみにしております。これからもよろしくお願いします。
作者からの返信
コメントへの返答、ありがとうございます。
手書きの良さってありますよね。まさにご指摘通りだと思います。
文字って本当に素晴らしいと思います。
レビューが趣味!とても素晴らしいことですね!
実に多くの作品にレビューされておりましたが、全作品コンプリートされていたとは。あっぱれです。
私も薮坂さんという素敵な作家様と出会えて感激しております。
今後ともよろしくお願いしますね! 総括ネタもどんどんだしていきます。
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ああ、泣ける…
手紙方式が斬新でした。
40年後の再開も。
大切に思うということ。
春子に看取られ、夏男は幸せだと思います。
人は死ぬ時に、大切な人が迎えに来てくれるそうですね。
だからきっと、春子も怖くはないと思います。今は解らなくても、夏男は手紙を読んで、きっと忘れず来てくれると信じています。
私も
1日でも長く生きて、迎えに来てもらいたいと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
泣いて頂けたのであれば本望です。
愛する人とはいつか別れがやってくるのですよね。不思議な事に、一緒にいる時はそのありがたみが分からなくなってしまったりするのですよね。
私も同じように思います。
ぴおにさんは何かつらい過去をお持ちのような気がしています。
共に、素敵な人生にしたいですね。
編集済
手紙への応援コメント
ありがとうございます。
夏男はこの手紙を読んで、きっと大粒の涙を流すことでしょう。
人の強い想いと、決して留まることのない時間の流れが、とても印象的な作品です。
>おかしいですよね。再会するまでに四十年。おたがい、体はすっかりおじさんとおばさんなのに、こころは少年と少女だったなんて。
この一文は、非情と有情の的確な表現ではないかと思われます。
一つ、ただ一つだけ、「母が亡くなったとき、あなたが同じように肩を抱いて、いつまでも側にいてくれたことを」の部分が唐突に感じました。
ああ、昔からそういう間柄だったのか……と。
他の読み手様にとっては気になるところではないかもしれません。
とても素敵な「明日の黒板」、そして素晴らしい企画をありがとうございました。
作者からの返信
お読み頂き、コメントまでありがとうございます!
時間の流れとは時に残酷ですよね。それを描きたいと思って筆をとりました。
抽出していただいた部分は私も気に入っている部分なので、とても嬉しいです。
ご指摘の箇所ですが、確かにそうですよね。
そのイベントをきっかけに二人の関係はちょっと進展し、そのイベントの最中は感情が高まっていたから、という微妙な思い出にしようと思ったのですが、流石に伝えにくく、はしょってしまった部分なのですよね。ご指摘の通り、なんだ、昔から結構いい感じだったんじゃないか、みたいになりますね。これは考え直さなければ。
とても参考にご指摘をありがとうございました!
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春子さんの凛とした心づもりが、とても切なく伝わってきました。
特に
>でもわたしは、穏やかで脇が甘いところが、一番好きだったんですよ。
この一行を読んだ瞬間、空気が変わった気がしました。
若い頃のエピソードを、気持ちもその頃に戻って生き生きと語る春子さんから、一人残された現実に引き戻された瞬間を感じたというか、年齢を重ねた実感というか、上手く表現できませんが、切なさが押し寄せてきました。
二人には、ふたたび空の向こうで幸せになってほしいです。
素敵なお手紙ありがとうございました。
作者からの返信
コメント&フレーズについての言及、ありがとうございます。
利用者さんに、「旦那さんのどんな所が好きだった?」と良く聞いてまして ←
色々最初はおっしゃるんですけど、最後に出てくるのが、そういう、長所でも短所でもないところだったりする事が多かったのです。
まさに、長年付き添わないとわからない部分なんだろうな、と。
そんな所が伝わった描写となって良かったです。
二人はきっと、空の向こうでも素敵なおふたりなんだと思います。