参加企画「あなたの描き方を、知りたいんだ」
主催者のラクリエードさんの自主企画
「あなたの描き方を、知りたいんだ」
に参加して書いてみました。
『詳しく言うと、「私はこんなふうにして書いてるよ!」ということを紹介してみませんか? という企画』だそうです。
最近書いてないけど、面白そうだと思い参加してみました。
★ ★ ★
Q1.
自身代表作、あるいは得意ジャンルを教えてください
(両方の回答、複数作品でもOK)
A1.
自信作は、良くも悪くも公開しているもの全部。
書いたときは「これが最高傑作だ」と思い、次の作品ができたら同じことを思う。
いつだって、作品ができたときはその作品は自身の代表作。
得意ジャンルは、現代ドラマか現代ドラマにファンタジーが混ざってくるもの。
Q2.
(任意)もしよろしければ、執筆歴、いつから書かれているか教えてください
A2.
いつからでしょうね。
最初にお話を書いたのは小学校の時だったと記憶しています。
Q3.
どのようなときに「描きたい!」という場面・事が思いつきますか?
A3.
いくつかあります。
第一に、心が震えたとき。
これがないと、なかなか書けません。
書き続けられません。
できるだけ、今まで体験していないことをやってみる。
あるいは、見たこともないこと、知らなかったことなどに触れる。
実体験は大切です。
たとえば、羽生結弦選手の演技を見て心が震えた、とか。
アニメでもアイドルでもなんでも良い。
第二に、なにかを見て「あれをやってみよう」と思ったとき。
何かしら興味を抱かないと書けません。
絵画、音楽、スポーツ、料理、なんでもいいです。
できるだけ優れたものに触れること。
すでに場面を見ているので、思いつかなくてもいいため取り掛かりやすい。
例を上げると、羽生結弦選手の滑りの凄さはなんなのか、氷に吸い付くように着氷して滑る演技に魅了されるのはなぜなのか。そう思ったとき、これを文字で表現するならどうしたらいいだろうかと考えてみる。
あるいは、一枚の絵画とじっくり対峙してみる。
いい絵とは、そこから物語が発生してくるもの。
情報量の多い絵から情報量の少ない文章に落とし込むにはどうしたら良いだろうかと考えてみる。
第三に、思い出したとき。
かつて自分が好きだったりそうでなかったりしたことを思い出す。
思い出せないときは無理やり引っ張り出す。
思い出したことを、いままでとは違った別角度で見て、発見してみる。
すでに起こったことなので、書きやすい。
たとえ忘れた人でも、昨日や半日前のことを覚えているだろう。
昔見たアニメや映画、ドラマを思い出すのも良い。
思い出は想像を働かせる必要がない。
その変わり、事細かに思い出そう。
その時の匂いまで。
思い出したことをどうしたら伝わる文章になるのか考えてみる。
第四に、妄想。
体験も知識も思い出もなしに作ろうとしたとき、必要になってくる。
頭の中だけは他人に干渉されない領域。
なので、自分自身でブレーキを欠けてはいけない。
自由な発想、シーン、展開を生み出すのは、妄想の特権である。
妄想、つまり夢である。
この質問に適した答えかもしれない。
子供の頃は、ベッドの中でよく考えた。
一つの例として、何かしらの夢を見て途中で目が冷めてしまう。その続きが見たいと思い、途中で終わった場面の少し前くらいを思い出しながら続きを思い浮かべていく。うまくいくと、そのまま夢で続きを見られる。そうして夢で見た妄想を、起きたときにメモする。なにも考えず、面白かったところをひたすらメモする。
Q4.
「描きたい」場面・事へのアプローチをどのようにして考えていますか?
A4.
この質問は、シーン優先の作品の作り方を聞いているのだろうか。
いわゆる、庵野さんが作っているエヴァのような。
書きたいシーンをいくつか作り、そこへ至るまでにどのような事があれば見るものが理解できるのか、描きたいシーンの合間を埋めていく作業が必要になる。
具体例で説明したほうがわかりやすいけど、思いっきり長くなる。
Q5.
普段からどんなことを意識して書いているのか教えてください
A5.
最近書いてないのですが、意識していることをひとつ。
見ているものを描写する癖をつける。
テレビでも映画でもアニメでもスポーツでも、外を歩いている人でも、動物でも植物でも、自然でもなんでもすべて。
今を切り取る。
絵かきは、絵で描写する。
文章書きは、文字で描写する。
自分ならどういう表現で描写するか。
この描写は読み手に伝わるのか。
誰かに使われていて古い表現ではないか。
シンプルな表現かどうか。
詩的な表現かどうか。
説明になってはいないか。
ユーモアさがあるかどうか。
知識欲がくすぐられるか。
などなど。
ストーリーはテンプレでも、描写表現は紋切り型で使い古された手垢まみれの文章ではよろしくない。
たとえ、ファンタジー小説や時代小説を書こうとも、その世界の今を切り取る文章でなければ読み手がしらける。
少なくとも、最初の読者である作者自身が面白く思えるよう意識する。
★ ★ ★
もっと具体的に書けそうな気がしたけど、ここまで。
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