感慨深く振り返る
過ぎた日々の年月を指折り数える生き方は、ときに大切である。
どう大切なのか。
過去に体験した経験や知識が、現在の考え方や生き方に強く影響しているから。
強く影響しているからこそ、振り返って過去を検証し、意味を問い直すことで、今日明日への活路を見いだせる。
見いださなければ、過去に起きた悲観的側面ばかり目を向け、無意識に過去にとらわれて動けなくなってしまう。
この点について、人は「過去を振り返らず前へ進め」と言葉をつかうのだ。
十代なら、やりたいことを決めたらがむしゃらに前へ進めばいい、となる。
ある程度進めば、補正をするためにも振り返ることは必要なのだ。
誰かが、三歩進んで二歩下がる、と元気よく歌っていたが、生き方に必要なのは今も昔も基本は変わっていない。
なにより、楽しい過去を思い出すことで楽観的になり、懐かしさが辛いときに耐えられる強さをもたらしてくれる。
昔は良かった、というのも時には大事だという話だ。
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