第4話 人間の元へ
ヒヨコは部屋の外に連れてこられました。
そこに2人の人間がいるようでした。
自分を運んで来た人間はこう言います。
「その値段ですとこのヒヨコがちょうどいいかと思います。見ての通り、元気ですよ」
それを聞いた2人の人間は
「ふーん、まぁ値段からしたらこんなものか」
「ちょっと、なんか弱ってるように見えるけど大丈夫?安いからってすぐに死なれたら困るんだけど」
それに対して
「いやいや心配はないです。生まれてからちゃんと世話をしてますから。それにうちでは売り物にならないのは出荷しないようになってますので」
「そう?まぁそれならいいけど」
こうしてヒヨコはその2人の人間に売られていくことになったのです。
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