歌のある日々
昨日は気温が上がっても風が強く、体感温度は寒かった中で、杉枝類を産廃搬入作業をこなしていました。
1日4往復のノルマは達成。そして夜は馴染みのスナックへ。月に2回のダーサンの楽しみなので、よほど体調が悪くない限りはついて行きます。
ダーサンがカラオケを歌うようになって、5年ほどになったでしょうか。精密採点をしながら、熱心に歌いますが、思うようには点数が伸びません。
レッスンしてる訳じゃないですから当然です。
本気で点数アップだけを狙うなら、レッスンつけることも出来ます。一応音楽の知識はありますし、何よりもカラオケ歴は歌手より長い私です。まじめにレッスンしたら、かなり厳しい指導するかもです。
でも、やりません。だってレッスンなんてしたら、歌うの楽しくなくなりますよ。苦笑
カラオケは楽しく歌う娯楽です。そこに上手い下手を追求する必要はないと思います。
そりゃ、人前で上手く歌って誉められたら気分もいいでしょう。出来るなら上手く歌いたいでしょう。でも、一番の目的は、声を出して気分よく歌って発散することですよね。
ダーサンは50代半ばまで、自分は音痴だし変な声だから歌えない、と思い込んできました。きっと、学生時代は音楽で嫌な思いもたくさんしたでしょう。歌は大好きなのに、歌えない。悔しくて寂しい気持ちだったでしょう。
私と結婚して、朝から晩まで鳥のように歌う私と暮らして、歌いたい気持ちがウズウズしていたダーサン。
最初はドライブ中の車内でした。CDに合わせて歌う私の声に隠れて、小さな声で微かに。
歌って、声を出して歌わないと上達はしないんですよ。自分の声を聴くことが出来なければ、リズムも取れないし曲と合わせることも出来ません。
歌わずに上達するなんて無理です。
多少音が狂おうが、歌詞を間違おうが、声がひっくり返ろうが、何度も何度も歌っているうちに、歌は確実に上達します。
上達する方法を訊かれるのですが、私は「聴き込み、読み込み、歌い込み」と答えています。
よく聴いて、歌詞をしっかり読み込んだ上で何回も歌い込めば、歌は心に響く歌になります。うろ覚えで歌ったら、それなりの歌にしかならないんですよ。当たり前ですよね。
ダーサンはまだまだ楽しく歌うことを覚えたばかり。テクニックを覚えるのはまだ先でいいのです。
テクニックに溺れたら歌が面白くなくなるし。高得点出たって、自分の歌のアラが気になるようになったら、歌うのが楽しくなくなりますから。
ダーサンが歌を楽しめる日々が続くこと、それが私の理想です。
*2019/02/21(木)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます