(モノローグ・シュラク)冒険者ギルドのマスターは中間管理職の苦労人 ぱーと3

 私は冒険者ギルドマスターのシュラク🧔🏻



 今回、バイエルン様よりダンジョン攻略、モンスター討伐の任を受け、選りすぐりの冒険者を集めてダンジョンに向かった。


 バイエルン様も同行されるとのことで、私も同行しお守りすることにした。


 ヒーラー💉のケイゴオクダにも同行してもらった。


 武技指南役⚔のカイ曰く基本的な武技は一通り習得しているとのこと。また、状態異常に対する治療の心得もあるようだからだ。



 ダンジョンへは無事にたどり着いた。だが、突発的な事態に陥った。


 サーペント🐍とコカトリス🐔の大群に遭遇したのだ。


 私は肝が冷えた。バイエルン様の御命にもし何かあれば、取り返しがつかない。


 何としても守らねば。私は死力を尽くした。それは他の冒険者も同じだろう。



 ケイゴオクダは負傷した冒険者の治療🩺を行い、命をつなぎとめてくれた。


 どれだけ感謝してもし足りないくらいだ。



 この一件でバイエルン様が満足してくだされば良いのだが。


 褒め称えすぎると、もう一度攻略に向かうと言い出しそうな気がしてならない。なので、丁度良いバランスで褒め称えるのが肝要だ。



 ダンジョンでの大惨事が終わった後、私は事後処理に追われた。


 だがバイエルン様は、冒険者に金貨五枚しか払わないらしい。


 そのような額であの一流の冒険者たちが納得するわけがないし、冒険者ギルドとしてのメンツもある。


 ここは召集した私の自腹とギルド資産でなんとかするしかないだろう。




 ハラリと舞い散る頭髪マイヘアー👴🏻


 私は近い内にストレスで胃に穴が開くかもしれない。


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 みなさんこんにちは。ここまでお読みいただきありがとうございます。


 このモノローグは物語に登場する言葉の通じないキャラクターたちを一人称で語らせたもので、カクヨム版オリジナルとしてリライトしたものになります。


 今回のお話は、バイエルン様が無茶していた頃の冒険者ギルドマスター・シュラクの苦労エピソードとなってます。


 実は裏ではこういうやりとりがあった、みたいなことがわかれば面白いかなということで書いてます。


 シュラクのビジュアルはコミカライズ版に出てきてますので、良ければチェックしてみてください。


(作者のモチベになりますので本作が気に入ったら、☆、♡、お気に入り登録、応援コメントよろしくお願いします🐉 書籍、コミック、ニコニコ漫画での連載も宜しくです🐕)

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