k-33

 16:00

 コカトリスの討伐で手に入れたものを確認する。まず、俺が身を挺して製法を発見したドヌール毒。


 そして、コカトリスの目、これは、石化効果付与の材料となりそうなので、とりあえず、乾燥させて、粉末にしてみることにした。


 とりあえず、できることからはじめて行こう。コカトリスの目を干す。そして、ドヌール毒を矢に塗ってこれも干す。


 待っている時間で30分ほど弓の訓練をすることにする。




 17:00

 ドヌール毒の矢が乾いたので、矢筒に装填する。コカトリスの目の方はまだ乾燥させないといけない感じだ。


 次に採集してきた、植物を材料ごとに小屋の棚に収納する。


 今回は、イレーヌ草二株、ムレーヌ毒消草一株、ベルジン魔力草一株を採集している。


 葉が重要なので、庭に植えた後、ある程度葉を間引きして、小屋の倉庫の棚に種類毎に整理して収納する。


 特に毒のあるものは、絶対に鶏が届かない場所にしまう。




 18:30

 中途半端な時間に飯を食べたため、夕飯時にもかかわらず腹が空かないので、鍛冶仕事をすることにした。


 採取してきたフェムト石と火炎石を砕いて混ぜた火炎研磨剤と普通の研磨剤を作成して、保管しておく。


 次に、ファイアソードをコカトリス戦などで酷使していたので、手入れをしておく。研磨剤と砥石で砥いだ。




 20:00

 割とお腹が空いてきたので、飯を食うことにした。ハーブ鶏の卵と干し肉でベーコンエッグ的なものを作る。


 それに、野菜をフライパンで炒める。それらを、白ワインに似たバルゴの果実酒と一緒に食する。


 飯を食いながら、当面の目標はギルドポイントを150まで貯めて、Lv1の魔法習得することだなと考える。


 あとは、生活面では風呂か。鍛冶ギルドに行って、一番安い金属でも仕入れて、浴槽でも作るかなと考える。


 しかし、金属で作るとしたら、下に木の板を置いて五右衛門風呂にしなきゃなとも思ったり。


 結構疲れも溜まるし、風呂には是非とも入りたい。


 この異世界では風呂に入る習慣はあるのだろうか?


 どちらにせよ、町で生活をする気のない俺には関係のないことだ。



 良い感じで眠くなってきたので、歯をみがいて眠ることにした。


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 みなさんこんにちは! ここまでお読みいただきありがとうございます。


 好きなことして、腹が減ったら飯作って、食って寝る。みたいな何も特別ではない生活。


 誰でも手に入る普通の生活だと思いますが、それが当たり前でないと感じるのはなんでだろう? とふと考えてしまうことがあります。


(作者のモチベになりますので本作が気に入ったら、☆、♡、お気に入り登録、応援コメントよろしくお願いします🐉 書籍、コミック、ニコニコ漫画での連載も宜しくです🐕)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る