アゲインは「通常の十倍の文量で描写をする」という超絶チャレンジ作なのになぜかウェブではじめて人気の出た作品だった

タイトルの通りですが。


アゲインはもともと書籍化どころか人気さえも狙わずに書きはじめたものでした。それをたまたま知り合いのかたがおもしろいと評価してくださったので、本格的に書きはじめて更新もがんばって、多くのひとの目に留まることができたのですが――。


なにぶん、書籍化も人気も前提にしてない、修行時代のこと。

いろいろ書く経験を積んで、標準的な量とされる「10~13万文字(文庫本一冊ぶんに相当します)程度」で一本を書くことにも慣れ、すこし飽きてきたころで、

まあ私は自分が読書家ということもあり、もっとキャラの「生活」や「その場にいること」をだいじにしたのが読みたいなーとか思ってて、


単なる実験作として、「描写の文量を十倍に!」とか思って書きはじめました。



アゲインは連載当初も人気が出はじめたあともその方針とプロットはいっさい変えてないので、つまりいまもそんな感じで連載をしているのですなー。

いやあ。しかし、そんなチャレンジングすぎる試みで、こんなに受け入れていただけるとは。



なにごとも、やってみるものだねっとか、思いますよ! ほんとに!!!

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