第7話(2003年1月10日)

2003年1月10日

 今日は虫歯ができてさらに悪くならないように歯科医に夕方の4時に予約を入れていました。昼食(食パンを半分に割ってハムとチーズとレタスを入れた正統派のサンドイッチでした。美味しそうでしょ?)後、時間に余裕があったので自転車に姪っ子を乗せて近所のスーパーマイクルで食料品を買う相談をしていました。それを聞いた妹が私も暇だから一緒に行きたいと三人そろって車で出かけることになりました。

 少し走ったらマイクルに行く方向が違っていました。不審になって妹に尋ねると自動車販売店に行ってもいい? ですよ。最初から行くのを考えていたのですね。実に計画的な犯罪です。

 自動車販売店では初春イベントをしていました。姪っ子は店側が用意した紙粘土でドラえもんを作ったり、餅つきをしてまだ暖かいできたての餅を食べたり、楽しい時間を過ごしました。私が腕時計をふと見れば3時半でした。ぐすぐすしていたら歯科医の予約に間に合いません。まだ遊びたがっている姪っ子をなだめて、車のチャイルドシードに押し込んで、妹には交通違反すれすれの運転をさせて急がせました。

 そうしてなんとか歯科医の予約の時間に間に合いました。ところが私が助手席のドアを開けようとしたら背後から原付バイクがきてもう少しであたるところでした。いつもだったら注意深くドアを開けるのですが、焦っていたのでそこまで目が届きませんでした。

 自動車販売店で楽しい時間を過ごしたものの悲劇的な自動車事故を起こすなんて・・・車の修理代。保険代、そして相手への医療費を含む慰謝料とか考えたら、そんなに多くない私の貯金通帳が残高0になるところでした。

 急いでいるときこそ、より注意していかないと考えされられた1日でした。

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