第34話 無知の知

仏陀の言葉に

「わたしは愚かである」と認められる者こそ、賢者である。逆に「自分は賢者である」と思っている者こそ、愚者と呼ぶにふさわしい。


と仏陀の項で書きました。

これについて解説していきます。

天才などないの所でも書きましたが、実は人間は一生で理解できるものや習得できるものはごくわずかなんですよ。

全ての事象を理解するなんて夢のまた夢。

だからこそ一つの道をひたすら追う向上心や色んな真理を追及する探求心があるわけです。

一つ理解したら三つの疑問も当たり前とも書きました。

本当に世の中は人間一人に理解するには巨大すぎます。

それを理解する事こそが欲求を生むわけです。

何でも知ってるなんて言うのは何も知らない人間の戯言にすぎませんよ。

知識(技術)を欲求し続けるのが本当の賢者であり、全て知ってるとのたまって他を知ろうとしないのが愚者。

「わたしは愚かである」と認められる者こそ、賢者である。逆に「自分は賢者である」と思っている者こそ、愚者と呼ぶにふさわしい。

まさに的確な表現の名言だと思いますよ。

仏陀はそういう所は素晴らしかった。

仏教は仏陀の教えではないから忘れてくださいな(笑)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る