人間として生きるための真理の考察

ムトウゲンジ

第1話 性格の大元

人の性格は十人十色。

色々な性格が存在する。

しかし、その大元は基本的にたった二つの大元があるのに気がついた。

人は何故性格を持つか?

野生動物はほとんど性格はない。

しかし知恵があるほど持つ大事な要素が存在する。

それは遊び。

犬や猫の遊びは狩りの練習に近い。

しかしシャチやチンパンジーはあきらかに遊びがある。

その二種と人間との共通点。

群れて生きる、そして脳の容量。

すなわち群れる事でできるもの。

余裕

これが遊びの元になる。

野生は基本的に余裕が無い。

そりゃ食い物捕るだけで必死だし他の捕食者もいる。

常に警戒と餌を求めて生きている。

それで子孫を残して死んでいく。

人もまずは余裕からさらに餌を捕るための方法を考えたのだろう。

野生動物は本能と目や匂いで餌を探す。

人が知恵を得てまず行ったのはいかに効率良く餌を捕るか。

匂いなどに頼らずに探す。

集団で狩るのは野生でもできる。

どこに何時、どのように獲物が来るか。

それが探求心を生んだと思われる。

探求心はそのものずはり好奇心。

色々な物に興味を持つようになる。

あれは何だろうなんて物ではなく。

何故これがここにあるのか?

これは何故このようになってるか。

これは何をするのか。

それが火を見つけて利用するようになった可能性がある。

野生は火を怖がるが人は火を利用する。

そこらへんの詳しくは学者さんがやってるから俺が調べる必要もないけどね。

そしてさらに食べた植物から種を捨てたところに草が生え、それに実がなったのを見つけた。

これなら種を捨てたら生える、そうしたらもっと効率よく食べ物を得られる。

ならばやってみよう。

これが向上心、これがチャレンジ精神の元になったんだと思う。

ここらへんも学者さんのカテゴリーなので詳しくは知らない、俺の理論には必要はない。

必要なのは。

人の余裕は好奇心とチャレンジ精神を生んだ。

この二つが大事な事でありますので(笑)


さてこの好奇心とチャレンジ精神は遊びの基本として知られている。

何が違うか?

好奇心は何かを見つけること。

それすなわち、何かの根元を知りたいという欲求に変わる。

チャレンジ精神はその逆に行く。

見つけたものをさらに効率よくや楽にするためがチャレンジ精神の根元であると思う。

そしてその二つが知識となる。

まず、遊びがあり、それが知識を求む心、知識欲を得て人は本当の知恵を使うようになった。

これが自分の仮説。


さて、好奇心は特には変わらない。

何故これはこのようになっているのか?

何故これはここにあるのか?

それがつもり積もって根元への追求と変わる。

アインシュタインなどはこの好奇心が大元の性格であり、常に物理の真理を求めた。

知的好奇心というやつですね。


ではチャレンジ精神は?

技術って結局は知識なんですよ。

見つけたものをいかにうまく利用するか。

さらに楽に、さらに効率よく。

真理を求める好奇心とは真逆の見つけたものを利用する。

すなわち知識と技術の向上。

それがチャレンジ精神。

宮本武蔵は剣の道を極めようとした。

宮本武蔵はチャレンジ精神の大元の性格を持ち、その体現者。

しばらくはこの別の大元からの性格を持つ二人を例にやっていきます。

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