第6問 豪邸殺人事件《問題》

 とある屋敷に金持ちのおじいさんがいました。

 彼は重度の心臓病を患わっていて、少しのショックで死んでもおかしくありません。

 離婚したおじいさんはあまりにも暇過ぎて、お小遣いを上げると言って三人の孫を別々の日に呼び出しました。

 彼は自分のコレクションである絵画を自慢したかったのです。


 一日目。

 長男はコレクションである絵画を見て、こんなものにお金を使うなんてもったいないと大きな声で批判しました。


 二日目。

 次男は、自分には絵画の良さなんて分からないが、おじいさんがいいというのなら、いい絵画なんじゃないかと当たり障りのないことをいいました。


 三日目。

 三男は、美術に関しては詳しく、とても素晴らしい絵画だとおじいさんにしょうさんを浴びせました。


 四日目。

 一日目に言い過ぎてしまったと反省した長男が様子を見に行くとおじいさんが死んでいました。

 心臓の発作によって、心肺停止してしまったそうです。

 三日目と四日目の間に屋敷に入れる権利があり、監視カメラに写っていたのは三人だけでした。

 では、問題です。

 誰が犯人でしょう?

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