日本のウイスキー編

　今回からはリクエストの品を交えて日本のウイスキーを紹介していきます。

　そしてその初回はキリンの新商品であるこの子の紹介です！　

　陸

　ギリギリ低価格帯のブレンデッドウイスキー、度数は50％原料構成はグレーン・モルトと通常のものとは逆のパターンです。

　キリンの低価格帯ウイスキーと言えば富士山麓がありましたが、この子はその後釜足り得るのか？

　では、その味わいはいかに！

○ストレート

　アルコール刺激はあるが、甘い香り。

　口にすると甘くてリッチ、アルコール刺激はそこまで強くなくベタッとした後味でもなく飲みやすい。ボトルにあるメローという表現がピッタリ。飲み応えあり。　

○加水

　甘さが引き、穀物感が踊る。アルコール刺激は健在だが、飲みごたえ良好で楽しめる。

○ロック

　甘さが第一印象。オイリーだが、煙い後味もなかなか悪くない。　

○ハイボール

　煙の香りが感じられる。アルコール刺激はあるが甘さと厚みが感じられ飲み応えあり。ただ、さっぱりとした感覚は期待薄。だけど充分美味しい。

　この子はあれですね、太腿むっちりなちょっと丸いタイプですね。

　素朴で派手さはないが、可愛らしくて抱き心地の良いタイプ。

　何事もそれなり以上にはこなす感じでその可愛らしさを気にったならば、触れて愛でてで飽きがくることはないでしょう。きっと穏やかでゆったりとした時間を楽しめることでしょう。

　事務や総務のよく見るといい感じの女の子というイメージですね。

　妄想が過ぎるぞっ！

　私見ですが日本のウイスキーがスコッチ風の味わいを目指すものが多いなか、バーボンとも異なる独自の香りと飲みごたえを感じさせてくれる一風変わった品です。

　香りの華やかさよりも、まろやかさや穀物感に甘さをゆったり楽しむタイプだと思います。

　価格は500mlで1500円以下で通常換算で2000円ほどとお安めかどうかは微妙なラインですが、度数が高く飲みごたえもある味わいなので、コスパという観点でも優秀ではないでしょうか。

　一定数のファンを獲得できるマーケティング的にもイケてそうな気がするウイスキーです。

　陸

　世界の大陸を見渡し厳選した原酒から生まれたというこの子は、その名の通りにウイスキーの新大陸となることが出来るのでしょうか？　今後に期待です。

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