【飲み比べ】ジムビーム飲み比べ 通常・ライ・ブラック【アメリカン】

 昔飲んだきりの銘柄を再考していくなかで気になったジムビーム。

 酒屋で見たら、色んな種類がありましたので飲み比べてみようと購入しました。


 ジム ビーム

 ジム ビーム ライ

 ジム ビーム ブラック 


 種類はまだまだありますが、とりあえずレギュラー品と特徴的な感じの二つを購入、やっていきましょう!


■ジム ビーム(700mlで1000円ほど)

 ストレート。香りは甘く接着剤感はあるがアルコール刺激は弱め。口にすると酸味、樽感を感じる。余韻は爽やかだが、厚みに欠ける印象。ただ、価格を考慮すると優秀。

 加水。可もなく不可もなく。

 ロック。酸味と苦味を感じ、オイリー。

 ハイボール。華やかな甘さと木質の香りを感じる。ボディは軽く、甘さは控えめで飲みやすい。レモンやライムを足してもいい感じに飲める。

 オールドファッション。飲みやすい。悪くはない。

ゴッドファーザー。雑味と苦味を感じる。イマイチです。


■ジム ビーム ライ(700mlで1500円ほど)

 ストレート。ピリッとする刺激を感じるが切れがよく、甘さと木質感を楽しめる。さっぱり系として楽しむならアリ。

 加水。甘みが感じられ、キレもいい。香りは甘さとアルコール主体で奥深さには欠けるが、及第点。 

 ロック。飲みやすいが、イマイチ。香りも甘さも閉じてしまった。

 ハイボール。華やかで酸味が感じられる。キレがあり飲みやすいが、物足りない。レモンとライムは足すとイマイチでした。

 オールドファッション。甘いだけでなく、余韻も楽しめる味わい。

 ゴッドファーザー。さっぱり飲めるがイマイチ。変な甘さが混ざった印象。 


■ジム ビーム ブラック(700mlで2000円ほど)

 ストレート。華やかで甘さと酸味を想わせる香り、アルコール刺激は少ない。口にすると酸味と甘さ木質感を感じる。まろやかで、余韻は華やかな印象。美味しく飲みやすいが、軽いともいえる。ただ、これがちょうどいい人もいると思う。 

 加水。甘さとまろやかさが膨らむ印象。飲みやすい。

 ロック。飲みやすいが、イマイチ。香りも甘さも閉じる。

 ハイボール。酸味と飲みごたえのある厚み。甘さも感じられる。

 オールドファッション。砂糖の甘さとまろやかさのマッチして美味しい。

 ゴッドファーザー。杏仁香と甘さ、まろやかさがマッチして飲みごたえもあり、美味しい。


 ジム ビームはさっぱり飲めるバーボンとして初心者におすすめです。物足りないと感じる人もいるでしょうが、飲みやすさが魅力です。

 ジム ビーム ライは甘さと木質感を楽しめつつキレがあります。価格も手頃ですし、ライ麦を使ったウイスキーに興味があれば試して損はないと思います。

 ジム ビーム ブラックはレギュラーの正当進化のように感じます。レギュラーお好きな人ならお勧めです。一方で、この価格ならもっとガッツリ濃い目のバーボンが好きという方には物足りなく割高な商品と思うかもしれません。ただ、カクテルベースとしても良さげなのでそこは飲み方次第でしょうか。


 ジム ビームシリーズは流通量も多く、酒屋に行けば大体手に入ると思います。飲みやすいバーボンですので、レギュラーから試せばベストマッチが見つかるかもしれません。

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