アーリータイムズ ブラウンラベル【アメリカン】
ジャパニーズが続いたので、今度はアメリカ行きましょう、アメリカ!
というわけでアメリカンウイスキーからバーボン(大雑把に言うとコーンを多めに使ったもの)をご紹介!
アーリータイムズ ブラウンラベル
品揃えではイエローラベルの方がメジャーです。近所のドラッグストアでも売ってるくらいです。
ですがここはあえてブラウンを推していきます。値段も変わりませんしね。
瓶を開けると甘い香りとエステリーと表現される接着剤風の鼻にツンとくる刺激的な香りが現れます。この分かりやすいバキッとした感じが実にバーボンだなぁ、と世楽は感じます。
そしてこの刺激を苦手だと感じる人、奥行きのない香りだと評する人も一定数いることでしょう。前者は純粋に好みの問題です。後者はスコッチ基準で見れば『まあ、そうなるな』という意見ですが、あえて甲乙をつける必要はないかと世楽は思います。詳しくは次回で。
そのエステリーな香りについてですが、確かに刺激的で初めは拒絶反応を示す人も珍しくないかと思います。世楽も実際そうでした。特に初めてバーボンを意識して購入した安いバーボンは強烈で『ペンキを塗った木の板を鼻先に突きつけられながらアルコールを口に含んでいるかのようだ』と感じました。
さて、話をアーリーブラウンに戻しましょう。
刺激的なエステリーな香りがあるのだから飲み難いかのように思えますが、案外スルスル飲めてしまいます。ストレートでも問題ありません。
それは甘さが強めでかつまろやかな味だからだと思います。酸味も感じられ、刺激的な香りの印象が緩和されているように思います。
(まろやかとしかテイスティングコメント出来ず申し訳ない)
ハイボールにするとストレートよりも酸味が目立つ印象になりますが、やはり甘さが大きなウェイトを占める味わいと言えるでしょう。エステリーな香りも薄まり更に飲みやすくなると思います。
香りだけでなく味も甘さがハッキリしているので、個人的にはジェムソンよりも『甘いウイスキー』と称するに相応しいのではないかと感じます。
比較としてアーリーイエローにも触れておきましょう。
イエローは甘さとまろやかさが控えめでより軽く酸味が目立つ印象です。それでも甘いが故にアルコールをキツイと感じることはありませんでした。
ただ、ハイボールにするとイマイチですね。不味くないが旨くもないというのが正直な感想です。
ブラウンの方はより甘みが目立つ分ハイボールでは光ります。味がしっかりしているのでライムを足すという選択肢もアリなのでイエローよりもお勧めです。バーボンハイボールはレモンよりもライムをちょい足しするのが美味しいと思います。
スコッチはどうにも合わないと感じた方はバーボンという新たな大地を開拓してみてはいかがでしょうか? そこには新たな
追記:小売店による値段の差異が多少あるお酒です。世楽の周りでは1200~1600円くらいだったと記憶しています。
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