かの優しいミュージシャンへ
いまさら聴かなくても大丈夫と思って
聴かないでいた
大好きだったミュージシャンのCD
そんなことで悩む必要は無いと
卒業した気になって放置していた
ふと頭の中に
あのメロディが流れてきて
聴いてみたいかなと思ってしまった
もう一度
その曲までトラックをとばし続けて
そのイントロが流れてきた瞬間
私の心は
とてつもない安堵感に包まれた。
ちょうどその時
暖かいインスタントおしるこなんてもの
用意していた所為でもあるかもしれないけれど
その日の夜は
彼の歌詞カードを
手にとって
読んでみた
全部良い曲で
なんだまだ卒業どころじゃないじゃん
まだまだ救われ続けるものがあるじゃんと
一生この人の唄の
生徒なんだなと
思ったりした
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます