第9話 プロットの必要性

 プロと呼ばれる作家のひとも、まったく作らないと言われているヒトもいますが、それは多分、頭の中でほぼ全て完成されているのかもしれません。


 そんな一握りの天才はさておき、素人でしかない自分にとっては、必要不可欠なような気がします。


 趣味で書いていた時は、人物名と役職っぽいモノをエクセルシートに箇条書かじょがきしていました。


 しかしながら、何かしらの賞を狙うようになった今では、たとえ短編と言えども、登場人物の身体的特徴、趣味、経歴。そしてファンタジーならキャラの得意武器、スキルなどなど細かく設定を練っていきましたね。


 そして、さらに世界観を構築するモノをあらん限り書き出しています。その世界観の経済状況、風習、宗教観など、まるで自分自身で世界を1つ創り出す、そんなとてつもない作業です。


 それを2週間から1カ月ほどおこない、いざ、物語を紡いでいくと……。


「あれ? プロットを念入りに作ったけど、当初、想定していた話とは違っている」


 となるのは、よくあることですね(笑)

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