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  • 最終話 「    」への応援コメント

    読了しました。
    競馬の悲劇を騎馬という人間のみで再現した競技で追体験する展開により、レースの関係者と観客の二方向からの視点に加えて、騎馬からの第三の視点も描かれている点が実に興味深く感じられました。
    サラブレッドでは生命が刈り取られるような重大な故障であっても、有太の感じている悔しさと走りへの欲求、そして同じ勝負服で挑んで図らずも悲劇が再現され心の傷がより広がってしまったであろう和緒を救ってヒロインへと担ぎ上げるため、有太の再挑戦がこれから始まるのでしょう。
    物語の続き、そして栄光を掴む時を心待ちにしております。

    作者からの返信

    最後まで読んで頂き本当に有難うございます。
    私の至らぬ文章以上の部分を汲んで頂き、私に見えない光景を見たのであろうと。
    物語は書き手が命を吹き込むのではなく、読み手の方が命を吹き込み旅をするものだと思いました。
    あなたの中で和緒を乗せた有太、甲斐が駆けたこと。
    自身にとってこの上ない執筆体験であり、この作品を描いて良かったと思います。
    レース描写を磨くためにゼロを描いてますが、全ては二期を描くため。
    二期はクラシックレースを舞台に、まさにその場に揃う騎馬全てが主役でありドラマがあります。
    ふと18/10000のフレーズが思い浮かびます。
    騎馬が駆ける全力の青瞬を描きます。
    競馬のロマン、騎馬ブーツに競走馬への想いも込めまして。

    胸が熱くなるコメント、レビュー有難うございます!