俺、ファミレスで力不足に嘆く。
ファミレスにつくまで交わされた言葉の数、なんとゼロ!
いや、違うよ?
不用意に話しかけたら不安定な美少女さんの心をさらに乱しかねないという、俺の素晴らしい配慮だから。
コミュ障とかそゆんじゃないから。
それでとりあえず席に座ったんだが、全く会話が無い。
とても気まずい。
なけなしのコミュ力を振り絞って話しかけてみますか。
「えっと………大丈夫でしたか?」
「………ええ、まだ何もされてなかったので。」
「それはよかった。」
………続かない。
「自分飲みもの取ってきますけど、何がいいですか?」
「それくらいは自分で………」
「いえいえ、ついでですから………」
「じゃあ、ウーロン茶をお願いします。」
「わかりました〜………」
………続かない!
しかも気まずくて逃げた感じしかしない。
世の中のコミュ力ある人が羨ましい………
今年の誕生日はコミュ力をお願いしよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます